その後いかがお過ごしでしょうか。
11月になりました。
11月ってのは「霜月」なんて言い方もするくらいで、そろそろ霜が降りる頃なわけで、寒いのも当然なわけです。
私の足下でも毎朝炬燵用のヒーターが赤い光を放ち、そして私はといえばフリースのファスナーを上まで上げて、首が回らない状態でわき目も振らず、いえ、わき目も振れず、パソコンに向かって仕事をしているのでございます。おー、さむ、おー、さむ・・・オッサムちゃんでぇ~す!
といったわけで今年も残り2ヶ月を切り、この日曜日には酉の市が開かれ、また今年も熊手を買い換える季節になりました。
おそらく昨年の今頃も同じようなことを書いたのではないかと思いますが、毎年一番安い熊手を買っては、「来年こそはもっと大きな熊手が買えるようにがんばるぞ!」と、決意も新たにするわけですが、それがなかなかそうもいかず、やはり今年もまたお手頃な神社熊手に落ち着くといった塩梅なのであります。
でまあ熊手はまだいいのですが、困るのは服なんですよ、フク。
たとえばフリースの上着なんてのは冬の間中ものすごく活躍してくれるわけですが、その分老朽化も激しく、春になる頃には肘の辺りがテカテカになっていたり、胸の辺りに毛玉が多発していたり、うっかり一緒に洗ってしまったティッシュが全体的にくっついていたり、もっとひどいのになりますと、おそらくファンヒーターの温風吹き出し口のすぐ近くに置いてしまったらしく、ファスナーのあのギザギザの部分が熱で溶けて丸くなってしまって、もはや閉めることができないなんてことにもなっていたりするのでございます。
そんな変わり果てたフリースの上着を、光のどけき春の日に眺めたりしますってえと、もうこれいらないや、なんて簡単に思ってしまうのです。
こんなみすぼらしいのは捨てちゃって、また秋になったら新しいのを買えばいいや、お天道様と米の飯はついて回らあ!みたいな感覚になるわけなのです。
ところが一年経っても景気はちっとも良くならない。それでも季節はきちんと巡り、日に日にお天道様は遠くなり寒くなって参ります。まあまだ米の飯は食えていますが、麦のお酒が飲めません。しかたないので第三の麦のお酒で我慢したりするわけです。
で、ある朝目が覚めたらこれが実に寒い日で、さあ今日は何を着よう、とタンスの引き出しを開けてみたら、あれれ?あの青いフリースの上着がないぞ?なんて思うわけですが、よーく考えてみましたら、ああ、あのフリースはたしかあの暖かな春の日に捨ててしまったんだった・・・
覆水盆に戻らず、フリースぼくに戻らず、今さら気付いても半年前に捨てたフリースは二度と自分の元へは帰ってくれないのです。
まあフリースなんてたいして高いものではありませんので、新しく買うことはできるわけですが、ある日急に寒くなってフリースが欲しくなっても朝から空いてるユ○ク○はなく、またあったとしてもパジャマのままで買いに行くわけにもいかず、結局何か他のものを着なくちゃならないわけで、つまりまあ、後先のことをよく考えずに行動しちゃいけないってことなのです。
そんなわけで私は近々安いフリースを買わなきゃならないのですが、先日壊れてしまったテレビの方はなかなか買い換えられないですね。
今のところ他の部屋にあった小さいのを茶の間に持って来て見ているのですが、実はそれで気付いたことがありました。
それは、番組に夢中になれば画面の大きさなど忘れるってことです。
前のテレビと比べると数段小さくなった今度のテレビは、初めこそ「やっぱ小さいなあ」と思っていたものの、画面の中で繰り広げられる光景に夢中になるにつれ、もうそんなことはまったく気にならなくなったのです。
そんな風にみんなが大画面テレビでなくてもいいと思うようになれば、消費電力も抑えられますし、テレビ製造に使われる希少金属も少なくて済みますし、さらには製品の運搬コストなんてのも下がるという、実にエコな結果になると思うのです。
ということで、新たなるエコを推進するためには、魅力的な番組が必要であるということを申し上げ、テレビ番組制作者の方々の更なるご尽力に期待する次第なのであります。
*このメルマガの後半へ続く
〔本題〕実際のメルマガではここに新着情報などが載ります。
*このメルマガの前半からの続きです。
といったところで今回のメルマガはこれにておしましです。
それでは来週まで、
ごきげんよう!