暦の上では・・・
高校野球の夏の甲子園大会も終わり、世界的大運動会(注1)はまだ若干日程が残っているというもののすでに山場を過ぎ、早くも寂りょう感さえ漂っているようにも思えます。
*注1:前回もご説明致しましたが「オリ○ピック」という言葉は登録商標なので使ってはいけないそーなのです。
ということで、8月も残り10日を切り、そろそろ宿題に取り掛からなきゃと思い始めている小学生もいることでしょう。
しかし最近はどーなんでしょう?
やっぱり宿題ってたくさん出るのでしょうか?
とにかくまあ毎年この時期になるとそういう宿題にまつわる話が、まるで判で押したかのようにいろんなところで出るわけですよ。
まあ言ってみれば夏の風物詩ってとこでしょうか。
今は知りませんが昔は出ましたね、宿題がたくさん。
必ずあるのが「夏休み帳」という名の問題集なわけですが、これは夏休み中も毎日勉強するという習慣を付けさせるため、日割りで1ページずつになっていたりします。
なので夏休み帳は「毎日1ページ」やることが大切なわけで、夏休みの最終日にまとめてやることはもちろんのこと、7月中に全部やってしまうのもやっぱりいけないのです。そこのところを間違って解釈していて、「早めに終わらすのはいいことだろう」と勘違いする(特に勉強のできる)お子様なども時折見受けられますので注意したいものです。
でも、小学生も人間ですから、ついつい忘れてしまってやらない日も出てきてしまうわけですね。
じゃあそういう時はどうするかと言えば、やはりまとめてやるのは本来の夏休み帳の趣旨から外れ、制作者の意図を無視することになり大変失礼なことですので、そこはもうスパッ!と抜かしてしまうのです。白紙のままにしておくのです。
そうすれば担任の先生も、提出された夏休み帳の空白度合いから、その子の夏休み中の学習態度といったものが手に取るようにわかり、新学期の指導方法に反映できるというものなのです。
はい、私はそういう子どもでありました。
*このメルマガの後半へ続く
〔本題〕実際のメルマガではここに新着情報などが載ります。
*このメルマガの前半からの続きです。
そんなわけで今年の夏もそろそろ終わりに近づいてしまったのですが、思い返してみましたら、今年はまだ一度も泳ぎに行っておりませんでした。
たいてい毎年プールくらいは行くのですが、今年はここまでぜんぜんです。
あんなに暑かったのにねえ~。
しかし歳を取るにつれだんだん「夏」というものが短く感じるようになりました。
昔は8月の末になってもまだ「夏」だと思っていましたし、学生の頃には9月に入ってもまだ「夏合宿」をしていたりしましたので、気候が暑い時期はずぅーと「夏」だったわけです。
それが今では「立秋」の文字を見たらもう「あー、今年の夏もそろそろ終わりだなあ~」なんて思ってしまうのです。夏好きの私としては、実に寂しい限りなのです。
それもこれも長年生きて来た過程で、知らず知らずのうちに日本伝統の暦というものに順応してしまったせいに違いないのです。
そもそもこのメルマガだって、冒頭で必ず「暦の上では」なんていう挨拶をしてしまっているのです。もう6年間もそんなメルマガ書いちゃっているわけですよ。完全にコヨミ中毒にかかってしまっているのです、ワタシ。
なので日本政府には、一刻も早い夏時間の導入と、現代の気候に合わせた「新版:暦」の発行をお願いしたいと思う次第なのであります。
ああ、過ぎゆく夏よ、もうちょっとの間ここに留まっておくれ。
だって私、これからようやく夏休みなのです。
それとももうこの時期は夏休みって言わないで、残暑休みとか初秋休みって言った方がいいのでしょうか・・・
といったところで今週はこれにて失礼致します。
来週の金曜日は夏休み明けでメルマガが出せないと思いますので、まずは確実な線で、
再来週くらいまで、
ごきげんよう!