ん?
とちょっと平衡感覚が狂うような違和感を覚えるこの光景、これはマハーバリプラムで滞在した宿の二階の床です。部屋は二階に一部屋だけという小さな宿で、その二階の部屋の入り口を入ってすぐのところに薄いラグが敷かれていたのですが、どうも不自然な凹凸があったのでペロッとめくってみましたら・・・
おやまあ、床にドアがあるじゃないですかあ~
で、当然「コレハナンダ?」と気になって、そのドアを恐る恐る開けてみたわけですよ。
そしたらそこには地底深くどこまでも続く長い階段があり、闇の中から生暖かい風が吹き上がって来て・・・なんてことはなく、ドアの下にはぽっかりと穴が開き、この建物の入り口兼店先が見えるのであります。
ふ~む・・・どうやらこのドアは二階の部屋に家具などの大きな荷物を引き入れる時に使うもののようですねぇ・・・
ただこのドアは本当に普通の木のドアで、つまり本来は壁に取り付けられるものであり、決して床の穴をふさいでさらに人の体重を支えるために作られたものではないということなのです。
そんな危険な場所が入り口を入ってすぐのところにあり、しかもそれについて宿の主人からは何の注意もなく、さらには薄いラグでそいつを見えなくしてしてしまっているとは、まったくもって危険極まりないと思うのですが・・・でもそんなことをインド人に言っても、きっと「でもお前はちゃんとドアに気づいてそれを危険だと判断したのだから事故にはつながらないんじゃないか」とか言うんだろうなあ~
いいや、自分で気を付けるから。
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