2001年にインドを旅した時、現地から日本の留守宅に出していた絵手紙です。
毎日何か話題を探して書き(描き?)ました。
誤字脱字意味不明文もあるかもしれませんが、あえて直しません。
よかったら見て下さい。
と、かつては言っておりましたが、再びここに収録するにあたり、補足として誤字脱字を正し、なるべく意味不明点を排するため解説を付けさせて頂きます。
【文面デジタルリマスター版(誤字修正脱字補完あり)】
2001.6.19(火)トリヴァンドラム 快晴 気温32℃
ホテルのすぐ前に出ているチャイ屋さんの作り方です。
デリーのチャイ屋さんとはだいぶ作り方が違います。
南の方はこういう作り方をしているようです。
挿絵:あたたかいミルクが入っている(たぶん別のコンロで熱したもの)
下の容器はお湯が入っている
①カップに熱いお湯を入れる
②紅茶を出す
③ミルクを加える
④砂糖を入れ、かきまぜる
⑤他の器に高い位置から何度か移す
(つづく)
【解説】
南インド式のチャイ屋である。
ただしこの一店をもって「これが南インド式だ!」とは言えないと思う。
でもまあだいたいこんな感じなのだ。
デリーあたりで見かけるチャイ屋との決定的な違いは、茶葉を煮出さないことである。あくまでも静かに茶漉しで濾すだけなのだ。
そしてデリーがとにかく鍋の中に茶葉や砂糖、各種香辛料をぶっこみジュワジュワ煮出しながら渾然一体化させる代わりに、南インドではふたつの容器の間を行ったり来たりさせながら、各種材料を混ぜるのである。
さあ、あなたはどちらのチャイがお好きかな?
そう、うまけりゃなんでもいいか、うん、そうだな。