2001年にインドを旅した時、現地から日本の留守宅に出していた絵手紙です。
毎日何か話題を探して書き(描き?)ました。
誤字脱字意味不明文もあるかもしれませんが、あえて直しません。
よかったら見て下さい。
と、かつては言っておりましたが、再びここに収録するにあたり、補足として誤字脱字を正し、なるべく意味不明点を排するため解説を付けさせて頂きます。
【文面デジタルリマスター版(誤字修正脱字補完あり)】
2001.6.18(月)コーチン→トリヴァンドラム 快晴 気温30℃
インドに来て初めての日中の移動でした。
乗合バスでしたが「急行バス」でRs.100かかりました。
挿絵:3列 狭い 2列
イスはいちおう一人分ずつ分かれているが、別に倒せるわけではない。
ガラスは無い
留め金を外す
雨用の蛇腹のシャッターが下りる
*使ってみたかったが残念ながら(?)雨は降らなかった。
鉄の棒が3本ある
時間は約5時間でした。
途中で15分休んだだけでしたが、青空の下、ヤシの林を見ながら風を受けて走り続けるのはとても気持ちが良かったです。
でも雨用のシャッターも使ってみたかったです。
(つづく)
【解説】
トリヴァンドラムも例の地名インド化政策で正式には「ティルヴァナンタプラム」というようであるが、これなどは自分が実感するしないにかかわらず、長すぎて覚えられない。
なのでこの街もトリヴァンドラムで押し通すのである。
この旅始まって以来の昼間の移動であったが、寝ている間に目的地に着いてしまうという効率性が無い反面、景色を堪能できその行程もよくわかるので私は好きである。
バスは南インドのごく普通の乗り合いバスである。
座席は右側に3列、左側に2列である。
ちなみに賢明な諸兄はすでにおわかりと思うが、ハガキの絵に添えられた「3例」「2例」は軽い冗談である。
またこれ以外にもたびたび軽い冗談が出て来ると思うが、いちいち大笑いせず無視して頂きたい。お願い申す。
このバスの窓にはガラスはなく、下の方に三本鉄の棒があるだけで他に遮るものはない。
雨が降った時の対策として、窓の上に蛇腹式の雨除けが収納されているが、この雨除けは厚手のゴム引き布であるため光りは遮断され、風ももちろん入らなくなる。
従ってひとたび雨ともなれば車内は薄暗い蒸し風呂状態になるはずなので、冗談にも「使って見たい」などと言ってはいけないのである。