2001年にインドを旅した時、現地から日本の留守宅に出していた絵手紙です。
毎日何か話題を探して書き(描き?)ました。
誤字脱字意味不明文もあるかもしれませんが、あえて直しません。
よかったら見て下さい。
と、かつては言っておりましたが、再びここに収録するにあたり、補足として誤字脱字を正し、なるべく意味不明点を排するため解説を付けさせて頂きます。
【文面デジタルリマスター版(誤字修正脱字補完あり)】
2001.6.17(日)コーチン 快晴 気温31℃
今泊まっているホテルはインドに来てから最高のホテルです。
見た目は古いけど従業員の質もいいです。
挿絵:設備は古く、このエレベーターもかなり古い形をしている
シンプルな室内
呼び出しボタン
操作盤
行き先階ボタン
点かないランプ
本当はこの位置に手動のドアが付いている
エレベーター側と各階の出入口に扉がついており、両方を手で開閉しなければならない。
ちゃんと閉まってないと動かない。
途中で開けるとその場で止まる。
このエレベーターは英国式の「リフト」という名前の方が似合う。
(つづく)
【解説】
日本のホテルではまず見かけないエレベーターである。
なにしろ扉が目の粗い伸縮式の鉄格子(網)なのである。細い手なら格子の目(網目)から出せてしまい、下手すると手首ギロチンになりかねないおそろしい代物なのである。
そんな危険なエレベーターは宿泊客自信で運転するのでさらにおそろしい。
しかも扉は手で開け閉めするので、万が一途中で扉が開いてしまったらどうなるのだろうと思うと怖くて仕方なく、試しに開けてみたらその場でガクンと停止した。(良い子はマネをしてはいけません)
ちなみに降りた後、扉(内外両方)をちゃんと閉めないとエレベーターはその場で停止したまま動かない。
そしてどこにでもしっかり閉めない人というのがいるもので、こうしたエレベーターを設置しているホテルでは、時折階段を駆け上がっていく従業員の姿を目にしたりするのである。