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ライトに顔があったっていいじゃないか:ウダイプールで見た観光バス

         
  • 公開日:2010年6月22日
  • 最終更新日:2022年6月3日

これはシティ・パレスをぐるっと南側(湖に向いて左側)に回り込んだ辺りに停まっていた観光バスです。私はレイク・パレスを間近に見ようとここまで歩いて来たのですが、道は上り坂になり、歩いている人の姿もなくなってしまいました。
道の端には何台かの観光バスが停車しているのですが、どのバスにも乗客は乗っていません。おそらくどこかで乗客を降ろして、バスだけがここで待機しているのでしょう。
とにかくそんな場末的な雰囲気が漂う所で、このままこの道を歩いて行ってもレイク・パレスを望む湖畔に出るとは思えません。

そこで私は元来た道を引き返そうとしたのですが、そこで何気なく見たバスのヘッドライトにこんなものを見つけました。

これです。四つあるヘッドライトのすべてに顔のシールが貼ってあるのですが、眉間にはビンディーが付いていて、鼻にはリングもあります。
おー、これはまさしくインド女性の顔じゃああーりませんか。
まっ、ちょっと丸顔過ぎるような気も致しますが。

その昔、ウイスキーを買うと底に顔のあるグラスがもらえるというのがあって、それをデザインした岡本太郎先生が「グラスに顔があってもいいじゃないか」とテレビCMで言ってましたが、ならばバスのヘッドライトに顔があってもいいわけです。

でもこの顔が、夜の路面に大きく映し出されたりなんかしたら、それはちょっと怖いかもしれないなあと思ったのであります。

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インドのマフラー