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2001年7月9日(月)カルカッタ・2001年インドの旅第82回

         
  • 公開日:2010年2月1日
  • 最終更新日:2022年6月24日
〔当時のメモより〕
*金額に関しては当時Rs.1が約2.7円、3倍にして1割引けば簡単に計算できます。

7/9(月) カルカッタ 雨のち曇 気温30℃

5時半頃目が覚めてしまった。
ついでに日の出でも見ようかと思ったが、外は曇りの上、窓は南からやや西向きなので、北回帰線のほぼ真下のカルカッタでは、この窓からの朝日は望めないとあきらめる。(朝刊で見たら、今のカルカッタの日の出は5時頃とのことであった。すでに日の出後の目覚めであったらしい)

ルーフトップレストランで朝食(オムレツ、トースト、コーヒー)を取り、9:30頃出かける。

外は小雨が降っていたので、帽子と傘を部屋に取りに戻り、再出発。

歩き始めてすぐに大雨となり、一旦雨宿りをする。

なんとかITDCにたどり着き、プライベートカーの申し込みをする。
スンダラバンズ動物保護区へ車で行くのはやはりムリとの事。途中から船になるとの説明であった。橋がないので車では行けないと言われた。
スンダラバンズはあきらめ、農村と田んぼを写真に撮りたい旨伝え、日本語ガイド付で行く事になった。
車はエアコン無しのアンバサダーで、水曜の8:30に Hotel に来てくれるということになった。

ネットカフェで2時間(Rs.60)

レストラン&バーへ入る。
ガーリックチキン、ライス、水で約Rs.200
バカみたいに高い店に入ってしまった。

ニューエアコンマーケットへ行くが、服がほとんどで見る物がない。
ポップコーンと水を買い Hotel へ

白いズボンのスソが泥だらけであった。
洗剤をこすりつけ洗ったが落ちない。

【以下の解説は2010年2月1日のものです】

雨季のコルカタは本当によく雨が降ります。
こう毎日毎日じめじめしとしとざあざあと雨に降られると、自力で行動するのがだんだん面倒になって来て、いっそのこと車をチャーターしてみようかと思い立ち、ITDCに行きました。

ITDCとはインド観光開発公団(India Tourism Development Corporation)のことで、観光ツアーの企画や車の予約、各国語ガイドの手配などをしてくれるところです。
またインド各州にはそれぞれ州の観光開発公団があり(たとえばコルカタのある西ベンガル州ではWBTDC)、さらにその名前に似せた民間の旅行社などもあるので、利用には注意が必要なのです。

さて、私は当初、可能であれば「スンダラバンズ動物保護区」に行きたいと思ってITDCに行ったのです。なにしろそこはコルカタから100kmほどしか離れていないようで、しかもそこにはトラやワニやマングースなどの動物がいるということなのです。
ところが係のおっさんは、今は雨季なので車で行くのは難しいと言います。車で行っても途中から船に乗り換える必要があると言うのです。
それじゃあちょっと面倒です。そもそも私は楽をしようと思って車をチャーターするのですから、乗り換えなんて飛んでもありません。

そこで私は、かねてより用意をしていた代替え案を持ち出し、「じゃあ、ごく普通の農村が見てみたいなあ」と言ったのですが、私の英語のマズさもあって、係のおっさんにはそれがどうもよく理解できないようなのです。
インドの村の想像図それではと、私はメモ帳を引っ張り出して、そこに絵を描きながら、「ほら、こんな風に椰子の木が生えててさあ、その下には茅葺の小さな民家が佇んでいてさあ、でもってその前には池があったりする・・・ねっ、こんな感じのとこに行きたいのよ」と説明すると、ようやくわかってくれました。よかったよかった。 (この絵のお陰です)

結局そうした普通の農村に行くには、ガイドと一緒に行かなければならないだろうということになりました。確かに見知らぬ外国人旅行者が、カメラをぶら下げていきなり小さな村にずかずか入って行ったりしたら、そりゃあそこに住んでる人たちは警戒し、あまり気分も良くないでしょう。私だって住民の立場だったらいやです。もしかしたら竹やりで攻撃してしまうかもしれません。
でもそんな時ガイドがいてくれたら、地域住民へ私が危険人物などではないということを説明してもらえますし、また私も写真を撮る場所やタイミングを確認することができるので安心というわけです。

インド・コルカタでチャーターした車の受取そんなわけで私は、車に加えガイドまで雇うことになってしまったわけですが、料金は以下のように日本の物価からするとかなりお安く済みました。

車のチャーター料金(エアコンなしのアンバサダー、ドライバー付) 882ルピー
ガイド料(日本語OKのブース氏、7時間) 550ルピー
合計:1,432ルピー(当時のレートで約3,866円也)

出発は明後日の8時半と決まりました。

あー、楽しみだなあ!

つづく

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インドの南京錠