我らがアンバサダーは再び砂漠の道を快調に走り始めました。
しかし人がお腹を減らすように、車もお腹を減らすのです。 なので人間様の食事の後は、燃料の補給もしなければいけないのです。
と、はるか前方に目を凝らせば、砂漠地帯の抜けるような青空によくマッチしたひときわ目に付く看板を発見しました。いやあ実にいいタイミングというか、所詮文章なので間の行程をはしょったというか、とにかくこんな砂漠のただ中にもガソリンスタンドがありました。よかったよかった。
このガソリンスタンドはまだ新しいようで、設備がとてもきれいでした。
イメージカラーもいままでのインドのごてごてした雰囲気とはまるで違った、なかなか垢抜けたものになっています。
さらにこの給油スタンドの奥に見える建物にはトイレの看板も出ており、顧客の利便性を考えた新しいタイプのガソリンスタンドのようです。そんな最先端が売りなためか、私が給油の光景をカメラに収めようとすると、イメージカラーのユニフォームに身を包んだあんちゃんが「写しちゃダメだ」なんてことを言うのです。
でももうひとりいたあんちゃんが「大丈夫、OK、OK」と言ってくれたので、こうして撮って参りましたが、ホントはどうなんでしょう。
さて、めでたくアンバサダーもお腹が一杯になりました。
いよいよ次回はビカネールの街に入ります。
*すべて2007年3月時点の情報です。
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