〔当時のメモより〕 *金額に関しては当時1ルピーが約2円だったので、ただ単に2倍にすれば円価になります。 2010年4月18日(日) ラーメシュワラム 晴 30℃くらい バスは街外れのバスターミナルまでしか行かず、そこからは別のバスに乗り換える。 10分ほどでラーマナータスワーミー寺院前に到着。 一軒目のホテルはRs.1500と高くやめる。二軒目は満室と断られる。 ところがバスルームが薄暗い上に掃除が行き届いておらず気持ちが悪い。明日は別のホテルに移ろうと思う。 散策に出る。 東側に戻りガートへ行く。 土産物屋では水を入れるボトルを売っている。みんな故郷へ水を持って帰るのだろう。 食事をしたかったが時間が悪く(15時頃)食べられず、ウイスキーRs.140とつまみを買って帰る。 薄暗いバスルームでシャワーを浴び、とりあえずサッパリする。 ポテトチップと豆を肴にウイスキーを飲む。 |
【以下の解説は2012年12月4日のものです】
〔以下メモに解説を加えて〕
2010年4月18日(日) ラーメシュワラム 晴 30℃くらい
バスは街外れのバスターミナルまでしか行かず、そこからは別のバスに乗り換える。 ちょうどバスが出るところだったので飛び乗る。Rs.2
マドライ同様ここもバスターミナルは町の外にある。ただマドライとの大きな違いは、ここでバスを降りた乗客のほとんどが町の中心地を目指すということ。そのため町中までのバスも頻繁に出ているようで、この時は呼び込みに誘われるがままにして、ほとんど自分の意思とは関係なくバスに乗り込んだ。
10分ほどでラーマナータスワーミー寺院前に到着。
ラーメシュワラムはヒンドゥー教の聖地のひとつであり、その中核を成すのがラーマナータスワーミー寺院である。しかしここはマドライとは比較にならないほどの小さな町である。
一軒目のホテルはRs.1500と高くやめる。二軒目は満室と断られる。 三軒目は見た目がきれいだったが、中はちょっと陰気だった。 しかしRs.700につられて泊まることにした。
小さな町だがさすが聖地ということで、ホテルもあるにはあるがどこも客の確保には困っていないようで、スタッフの態度もなかなか強気であった。 結局寺院の南西の角あたりの「アイランド・スター」という、名前と外観の色合いだけはトロピカルなホテルに決めた。
ところがバスルームが薄暗い上に掃除が行き届いておらず気持ちが悪い。明日は別のホテルに移ろうと思う。
陰気なバスルームはなにもここに限った話ではないが、こういうのは気持ちの問題が大きく関わって来るわけで、ホテル側のやる気のなさがなんとも腹立たしく「気味の悪さ」を増大させるのである。
散策に出る。 寺院の西側へ回り込むと結構たくさんのホテルがある。
バスを降ろされたのが寺院の東側であり、そのまま南側に回り込むように宿探しを行ったため西側には行っていなかったのだが、そちらにもホテルがたくさんあった。
東側に戻りガートへ行く。
寺院の東側の海にはガートがあり、また寺院の入り口も東側にあるため、宿探しは裏手に当たる西側の方がしやすかったかもしれない。
ものすごくきれいな海のガートで、たくさんの人が沐浴をしていた。
橋の上から見た海もきれいだったが、このガートの海も同様にきれいだった。時刻は午後3時になろうとしていたが、たくさんの人が海に入っていた。ただしあきらかに海水浴を楽しんでいるような人も多かった。
土産物屋では水を入れるボトルを売っている。みんな故郷へ水を持って帰るのだろう。
聖地の水として有名なのはガンジス河のものだと思うが、ここラーメシュワラムの水も信者にとってはありがたい聖水なのである。ただ持ち帰るのがガートの海の水なのか、寺院内にある井戸の水(この寺院はその井戸水を浴びることがひとつの呼び物である)なのかはわからなかった。
食事をしたかったが時間が悪く(15時頃)食べられず、
多くの参拝客で賑わう門前市も、午後になると一旦休みを取る店が多く、昼飯を食べはぐってしまった。
ウイスキーRs.140とつまみを買って帰る。
そのくせ酒屋は開いていた。残念ながら冷えたビールはなかったが、ウイスキーの小瓶を手に入れることができた。
薄暗いバスルームでシャワーを浴び、とりあえずサッパリする。
陰気で薄気味悪いバスルームでも、汗でベタベタのTシャツでいるよりはマシである。やはりシャワーはありがたい。
ポテトチップと豆を肴にウイスキーを飲む。 しこたま酔い、早々に寝る。