〔当時のメモより〕 *金額に関しては当時1ルピーが約2円だったので、ただ単に2倍にすれば円価になります。 2010年4月18日(日) マドライ→ラーメシュワラム 晴 30℃くらい 昨夜は9時に寝て夜中はほとんど目を覚まさず、6時半まで寝た。 7時になりルームサービス(コンチネンタル Rs.90)を頼もうとすると、朝食は宿泊料に込みなのでルーフトップに行けとのこと。 久々にトーストと紅茶の朝食を取ることができた。 9時チェックアウト オートリキシャRs.80でバススタンドへ バススタンドの案内板でラーメシュワラム行は5番ホームと知り、行って見るがすでにバスは満員状態だったので次のバスにする。 10時15分出発 1時半頃、右側に青い海が見え始め、次いで左側も海となり、鉄道と並んで橋を渡り始めた。 |
【以下の解説は2012年12月3日のものです】
〔以下メモに解説を加えて〕
2010年4月18日(日) マドライ→ラーメシュワラム 晴 30℃くらい
昨夜は9時に寝て夜中はほとんど目を覚まさず、6時半まで寝た。
珍しく熟睡できた。移動の日に体調が良いのは実に喜ばしいことである。
7時になりルームサービス(コンチネンタル Rs.90)を頼もうとすると、朝食は宿泊料に込みなのでルーフトップに行けとのこと。 なんと!知らなかったため初日はインド式、昨日はパスしてしまった。
てっきり朝食はインド式のものしかないと思っていたら、ちゃんとトーストもあった。なにしろインド式の食事はビュッフェ形式で、あらかじめ料理の入った容器が並べられていたため、その範囲でしか食べられないと思ってしまったのである。それでも初日はインド式のを食べたから文句も言えないが、昨日の朝食をパスしてしまったのはもったいなかった。なにしろ90ルピー相当の食事なのである。 「ルーフトップ」とは屋上のレストランのこと。インドの中級以下のホテルではよく屋上がレストランになっていたりするが、これも冬が長かったり雨が良く降ったりする国では難しいだろう。
久々にトーストと紅茶の朝食を取ることができた。 胃が小さくなったため、パン2枚で胃が持たれる。
実際に胃が小さくなるのかどうかは知らないが、小食に慣れるとあまりたくさん食べられなくなるのは事実である。ちなみに帰国直後は、自分の茶碗に半分ほどのご飯しか食べられなかったが、すぐに慣れてお代わりするほどに回復し、現在に至る。
9時チェックアウト
ここに泊まるきっかけとなったフロントのおっさんが、チェックアウトの時にいなかったのがちょっと残念だった。
オートリキシャRs.80でバススタンドへ 途中盛大に爆竹が鳴り響き、装飾された象が二頭歩いて来たが、結婚式だろうか?
来た時が80ルピーだったので、それより少し低めの値段で交渉を開始したが、結局80ルピーで手を打つことになった。 きれいに着飾った象はほんの一瞬で通り過ぎてしまったため詳細はわからないが、もしかしたら結婚式ではなく、今日もミナークシ寺院で何かのお祭りがあるのかもしれない。
バススタンドの案内板でラーメシュワラム行は5番ホームと知り、行って見るがすでにバスは満員状態だったので次のバスにする。
なんせ終点のラーメシュワラムまで約160km、所要時間3時間半ほどの道のりなので、一台遅らせてでもぜひとも座りたいのである。
10時15分出発
係りの人に確認したにも関わらず、一度は違うバスに乗り込んでしまった。幸い出発前に運転手に再確認したため大事には至らなかったが、危ないところだった。30分ほど待って今度は正真正銘のラーメシュワラム行に乗る。
途中のバスターミナルでどっと人が降り、車内は空席が目立つようになった。
ほぼ満席で走り出したバスだったが、わりと早い段階で空いた。これなら一本前のバスでもすぐに座れたのかもしれないがそれは結果論であるので、やはり確実に座ることの方が重要なのである。
1時半頃、右側に青い海が見え始め、
あらかじめ地図を見て思い描いていた通り、右側に海が見えて来た。
次いで左側も海となり、
ラーメシュワラムは島で、大陸側からはそこへ先細りの半島が突き出ているのだが、その先っぽは両側に海が見えるほど幅が狭いのである。
鉄道と並んで橋を渡り始めた。
鉄道橋に寄り添うように車用(人も通れるが)の橋が架けられているが、こちらは中央が高くなる構造のためとても景色がいい。
海はすごくきれい。 鉄道は低い位置を通っているので、途中が跳ね橋のようになっているらしい。
一方鉄道橋は海のすぐ上を行くので、あれはあれで絶景に違いない。またここに来ることがあれば、その時はぜひ列車で来たいものである。
橋には徒歩で見学に来る人がたくさんいた。いずこの国も同じである。
とにかく橋の上は絶好のビューポイントになっているので、見物人もたくさんいた。私もゆっくり景色を眺めて見たいと思ったが、バスは無情にも終点のバスターミナル目指し快走を続け、あっという間に橋を渡り終えてしまったのであった。