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2010年8月6日:パインズクラブ通信 第387号

         
  • 公開日:2022年8月18日
  • 最終更新日:2022年8月21日

その後いかがお過ごしでしょうか。

いよいよ8月に突入致しまして夏真っ盛り・・・と思ったら、えっ、7日はもう立秋だって?

そりゃあんまりだあ~

確かに今年は猛暑ということで熱中症にかかる人も多く、早く涼しくならないかなあと、切実な思いで秋の到来を心待ちにしているなんて人も多いことだろうとは思いますが、しかし学校の夏休みはまだ半分方残っていますし、会社の夏休みに至ってはまだこれからというところが大半だと思うわけですよ。

それなのに「立秋」だなんて、夏に水を差すようなことを言っちゃあいけないのです。

と、ふと気が付けば、もしかしたら前にも同じようなことを書いたかも。

う~ん、私も人生の立秋を過ぎ、五行説に言う青春から朱夏を経て白秋辺りに至っているわけで、物忘れもひどくなるというのも仕方ない・・・

いえいえ、そんな弱気ではいけません。
なにしろ前回のメルマガで「老化(?)で暑さをあまり感じなくなってしまった」と書いたほんの2、3日後、突如として蒸し暑さを感じ、ついにジーパンを脱ぎ捨てて短パンへとシフトした私なのです。私の体内温度センサーはまだ老朽化していなかったのです。

ということで、今年の夏も私の人生もまだまだこれからなのです。

さて、いよいよ高校野球夏の甲子園大会が始まります。

わが神奈川県代表は東海大相模高校なのですが、夏の大会は実に33年ぶりの出場だとかで、なんとまあ現巨人監督の原辰徳氏が3年生だった時以来の出場なのであります。

実は私、その33年前の神奈川大会の決勝戦を見に行っているのです。

当時私は自らも高校生だったにもかかわらず、すでに「野球は見るものでやるものではない」と固く信じ、スポーツ観戦マンシップにのっとり、健やかなる時も病める時も、正々堂々と最後まで観戦することを誓いますか、はい誓います!と宣言しつつ、スキあらば球場へと足を運んでいたのであります。

当時の神奈川大会のメインスタジアムは保土ヶ谷球場というところだったのですが、その球場の外野スタンドは芝生席でしかも狭く、とてもじゃないけど東海大相模に群がるファン(特に若い女性が中心でしたが)を収容しきれないということで、その年の決勝戦は大洋ホエールズ(当時)の本拠地川崎球場で行われたのでありました。

で、私も朝早い電車に乗って川崎球場まで行ったわけですが、試合開始は午後だというのに、すでに球場には若い女性がわんさといました。
こんなに若い女性がいるなら、一人くらい私の彼女になってくれてもよさそうなものだと思うのですが、そもそもここに来ている若い女性は原辰徳(敬称略)やエースの村中(敬称略とともに下の名前も失念しました)、強打の津末(村中氏と同様)といったところがお目当てで、それがダメでもせめて東海大相模の補欠またはスタンド応援組とお近づきになりたいわ、それもダメならこの際他校の野球部員でもいいわ、アタシ、といった女ばかりで、私のような写真部のヒトを相手にしてくれないのです。

なんだ!おまえらそんなに汗の匂いが好きなのか!
それなら私だって全身に酢酸臭が漂っているから似たようなものだぞ。

結局その試合は東海大相模が大差で勝ったのですが、スタンドを埋めた両校の応援者数にもかなりの差があり、観客の9割くらいが東海大相模のファンなのではないかと思うほどだったのであります。

とまあ、とにかく当時の東海大相模はすごい人気だったのですが、この度33年ぶりに甲子園出場を果たしたということを聞き、私も久々に当時のことをなまなましく思い出したわけですが、こうして振り返ってみると私はかなりショボい高校生活を送っていたようですね。

しかしです、それもまたひとつの青春なのです。

そして原辰徳氏はその後東海大学からドラフト一位で巨人に入団し、現在は監督として巨人軍を率いて日本一を目指しており、私は毎週こんな感じのメルマガをせっせと書いているわけで、やっぱり私の人生はかなりショボかないか?いいのか、こんなことで?

しかしです、これもまたひとつの人生なのです。

あとはせいぜい元気で長生きして、100歳過ぎても所在が明らかな人生を歩みたいと思う次第なのであります。

 

*このメルマガの後半へ続く

〔本題〕実際のメルマガではここに新着情報などが載ります。

*このメルマガの前半からの続きです。

 

といったところで今回のメルマガはこれでおしまいです。

引き続き熱中症には充分気を付け、みんなで長生きして長寿大国ニッポンの復活を目指しましょう!

それでは次回まで、

ごきげんよう!

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