暦の上では・・・
小正月も終わりまして、この後は初観音、初大師、初天神、初不動と、初のオンパレードになっているようですが、この中で天神様と言えば学問の神様菅原道真なわけですね。そして今年も受験のシーズンに突入ということなのですよ。
なんでも明日から通称センター試験、正式には大学入試センター試験が始まるとのことで、受験生は今、試練の時を迎えようとしているわけですね。
さて、受験に際して大事なことは勉強に他ならないわけですが、ここまで来たら英単語のひとつやふたつ覚えてもあまり変わりません。それよりこの時期に大切なのは、試験会場の下見です。
最寄り駅からのアクセスは当然のことですが、一番大事なのはトイレの位置確認です。なにしろ受験当日は緊張します。そしてこの寒さです。当然トイレに行きたくなるに決まっているのです。しかも大きい方です。そしてそれは神経性の下痢だったりしますので、もう待ったなし、はぁ~っけよぉ~い、のこぉ~たぁ~、のこぉ~たぁ~、押し出して受験生の勝ちぃ~、おっと、物言いが付きました、ただ今の協議につきましてご説明致します、行司軍配は受験生に上がりましたが、つり出してトイレの勝ちと致します、なんてね、とにかくトイレの場所の確認は大事だということなのですよ。
そしてトイレの位置確認はなにも試験会場内のものだけでなく、家から試験会場に向かう道すがらのトイレもチェックするのが望ましいでしょう。
逆に言えば、トイレのある位置を線で結んだルートで、試験会場に向かうということになるわけです。
そんなわけで当日は実力を遺憾なく発揮できるよう、準備万端怠りなく、試験に臨んで頂きたいと思う次第であります。
がんばれ!受験生!
*このメルマガの後半へ続く
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話題は変わりますが、各地でイノシシの被害が頻発しているようで、連日テレビのニュースを賑わしています。
昨日もまたまたそんなニュースをやっておりましたが、中には墓地に侵入して、墓石をなぎ倒して行くイノシシもいるとのことで、イノシシのパワーというものはすごいものだなあと思ったわけですよ。
しかしなんですね、イノシシ年になったとたんにこの騒ぎというのは、どうしたものなのでしょうか?
たぶんイノシシの被害は以前からあったと思うのですが、熊や猿に隠れて目立たなかっただけなのでしょうか?
テレビ的にあまり面白くない被写体だったので、割愛されていたのでしょうか?
とにかくまあ、お正月から干支のイノシシはテレビでの露出が多くなっておりまして、普段はあまり接点のないイノシシだけに余計に目立つのです。
マスコミの人はそうやって「干支」+「被害」という連合軍的話題を報道することで視聴率を稼いでいるのかもしれませんが、まさか来年はネズミの大発生など望んでやしないでしょうねえ。
そんなこと言ったら、トラ年なんてえらい被害になりますよ。
さらにタツ年なんてきた日にゃあ、キングギドラが大暴れすることになりかねません。
えー、話をイノシシに戻しますが、イノシシ料理のことも最近よくテレビで見かけるようになりました。
で、そんな番組の中で、イノシシの肉、通称ボタン肉はすごくおいしいと紹介されたりしているわけですよ。
まあ私も肉類が好きなので、イノシシの肉もうまそうだなあとは思うのですが、もし本当に「絶品!」クラスの味だとしたら、長い年月と情熱をかけてイノシシを食用に改良して来た畜産家の立場と、そしてなにより豚本人の立場がね、ブタの立場というものがないんじゃないかと、そう思うわけですよ。
これはなにも豚に限った話ではありません。
私の友人がうらやましいことにビール会社の懸賞に当選して、ある日自宅に「むかし惠○壽」という缶ビールが6本届いたそうなのですね。
それで、そのうらやましいったらありゃしない出来事をね、自分のブログで報告してるわけですよ。
ちょっとそこに書いてあった文を、本人にはなんの断りもなく転載します。(すみません。このお礼はいつかそのうち・・・)
「ところで、最近「むかし…」とか「クラシック…」とかいうのが流行ってる気がする。 でも、昔のがそんなに旨いのなら、何十年に渡る改良はなんだったのだろう?」
なるほどじゃないですかあ。
いやあ同感同感、そうでなくては先人の努力の上に成り立っている、今の生活というものが否定されてしまうみたいで困ります。
と、そんなことをぶつぶつ言ってた友人は、奥さんからこんなことを言われたそうです。(同様に友人のブログから転載します。すみません)
「なに、わからないこと言ってるの? 味は改良してある“むかしふう惠○壽”に決まってるじゃない。それを、昔を懐かしがりながら、飲むの」
は、はい・・・その通りでございます。
なのでボタン肉だって、今ではきっとイノシシ風ブタ肉というわけで、イノシシだった頃をなつかしながら食べるものなのです!
なんだかよくわからなくなってしまいましたが、まあそんなわけなのです。
わからないままに、今回はこれで失礼致します。
では、また来週!