ゴア州に走っているオートリキシャにはドアがあります。このことは以前にもご紹介しておりますが、後部座席にかわいい小さな扉が付いているのです。
この暑いインドでは扉など無い方が、風の通りがよくて快適ではなかろうかと思うのですが、なぜか付いているのです。
もしかしたら州政府の定める安全基準によるものなのかもしれません。
そして今回は、さらに進化したと思われるオートリキシャを見つけました。
このオートリキシャなのですが、屋根が従来の幌ではなく金属製のものになっております。金属製の屋根のオートリキシャはケララ州でも見られますが、そちらは屋根の上にルーフキャリアを装着したりして、金属製ならではの強靭さを有効活用しているのですが、このオートリキシャにはルーフキャリアが付いていません。
まだ金属製屋根の歴史が浅いからでしょうか。
しかしです、ふと通りかかった文房具屋の店先に、こんなものを見つけたのです。
これは絵葉書なのですが、ボディに大きく「GOA」と書かれたオートリキシャの屋根が、金属製のものになっているのです。つまりこの事から、ゴアではこの金属製屋根が主流になって来ているのだということがわかるのです。(たぶん)
それにしてもこうしてオートリキシャがそのまま絵葉書になってしまうとは、インド人もこの庶民の足であるオートリキシャが、外国人から見たらなかなか特殊な乗り物で、ファンも結構多いということにようやく気づいて来たということなのでしょう。
ちなみにこの絵葉書、実はオートリキシャの輪郭に沿って切り抜かれている変わり種絵葉書なのです。しかもご丁寧に後輪の泥よけも、その細い形のままに切り抜かれたりしておりまして、はたしてこれを郵送した場合、どこも千切れたりせず完全な形で宛先まで届くのかが心配なところなのであります。
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