〔当時のメモより〕
ビール、ウィスキー、ワイン、何でもあり 二つくれたピーナツの袋、なぜかひとつはパンパンにふくらんでいる。 ノンベジメニューのひとつチキンカリーを注文 |
【以下の解説は2009年10月6日のものです】
ほぼ定刻で出発したエア・インディアの機内ではさっそく飲み物のサービスが始まりました。
機体はボロだがそこはさすがの国際線、お酒類はビール、ウィスキー、ワインと何でも(ってほどではないですが)ござれ。私はビール党なので迷わずビールをお願いすると、なんと嬉しいことに2本もくれました。(エア・インディアでは追加注文が面倒なのか、ビールを頼むと「2本?3本?」と聞かれることがよくあります)私はインドでは「原則禁酒」と決めていたので、おそらくこのビールがしばしの飲み納めとなることでしょう。
ビールと一緒にくれたふたつのピーナッツの小袋は、そのひとつがパンパンに膨れ上がっておりました。まあ高所を飛んでいる飛行機の中ですから、気圧の関係でそういうこともあるでしょうが、それならふくらんでいないもうひとつの小袋はなんなのでしょう?小さな穴でも開いているのでしょうか?どちらにせよ若干の不安を感じました。
飲み物が全員に行き渡るとすぐ、今度は機内食のメニューが配られました。
メニューはベジタリアン用とノン・ベジタリアン用となっていますが、どうやらベジタリアン用の食事は事前に登録しておいた人だけのようで、私は二つあるノン・ベジメニューから「チキン・カレー」を注文。(メモ書きはなぜか「チキンカリー」ときどって書いてます)
で、食事とは関係ないのですが、このメニューの最下部に書かれていた注意文の日本語がなかなかおもしろかったのでちょっとご紹介しておきます。
「ガレー中の間隔は細いですから ご了承をお願いします、要求が多くて御選択は今ありません」
*この文言はその後「機内収納スペースの制約により ご希望に添えない場合もございますのでご了承下さい」というごくまともなものになってしまいました。ちぇっ。
「チキンカレー」はイラストにあるように、カレーとご飯を中心に、インゲンのゴマ汚し、鶏肉、カニカマボコ、オレンジババロア、パン、ヨーグルト、ミネラルウォーターといった陣容。これに薄いパリパリのお煎餅のような「パーパル(パッパル、パパドとも言う)」が付いたのですが、これがピリ辛塩味でビールに合うのなんのって、これ以降私はこいつをツマミにビールを飲むのが大好きになってしまいました。
イラストだけだとわかりづらいかと思いますので、Mくんの撮った写真も載せておきます。
さらにメモ書きには「トレイサイズ 30 x 20cm」なんてありますが、そんなことまで調べてどうするつもりだったのでしょうか?
つづく
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