フォート・コーチンでの宿は、あらかじめホテル・フォート・キャッスル( Hotel Fort Castle )というところを取っておきました。
これはホテル予約サイト「agoda」で選び、日本から予約をしたものです。
飛行機のチケットといいホテルといい、ホント便利な世の中になったものです。
このホテルを選んだ一番の理由は、チャイニーズ・フィッシングネットの近くだということです。でも別にチャイニーズ・フィッシングネットを年がら年中眺めていたいというわけではなく、その辺りはシーフードを食べさせるお店がたくさんあり、それが便利だからという理由なのです。小さなホテルゆえ空港タクシーのドライバーがホテルの所在を知っているはずもなく、ドライバーは空港を出るとすぐにホテルに電話をしてくれたのですが、なぜかつながりませんでした。
実はインドのホテルのネット予約は今回が初めて(実際は南インドに行く前にアーマダバードのホテルでも同様のネット予約を利用してはいましたが)だったので、電話がつながらないことで少々不安になっていました。
しかしホテルの場所はあらかじめ予約サイトの案内図で確認してあったので、自分なりにおおよその見当がついており、ドライバーに指示しながら狭い道に入って行くと、幸いにもすぐに見つかりました。小さなホテルですが心配していた予約もちゃんと入っていて、すぐに二階の103号室に案内されました。この部屋はagodaのルームタイプでは「Deluxe Air Conditioning」というものです。エアコンのほかに壁掛けテレビや冷蔵庫があり、朝食付きで一泊3,611ルピー(約7,200円/2014年11月)でした。
宿泊料金はおそらく季節変動があると思いますが、そろそろ観光シーズンに入る11月でこの値段は納得です。旅の記録をメモしたノートには「シャワーはものすごく熱いお湯が出る」と書いてありますが、いつも泊まるようなもっと安い宿はあまり熱い湯が出ないことが多いため、あまりの感動でわざわざ書き留めたということです。ちなみにバスルームのドアはノブがなくなっており、ガムテープで穴がふさがれていました。でもドアは内側にあるカンヌキで閉めることができるのでご安心あれ。
このホテルに限らずこの辺りの建物は、間口が狭く奥に長い造りが多いようです。そのため窓のすぐ前は隣の建物の壁で、窓から首を出して覗くと左側(ホテルの正面玄関側)はこんな感じです。そして反対側はこんな感じでかろうじて空が見えるが、なんともうらぶれた景色なのです。しかし全体的に小奇麗で清潔に保たれていて、また従業員もとても感じがよく、なかなか快適なホテルであることは間違いないのであります。
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