〔当時のメモより〕 *金額に関しては当時1ルピーが約2円だったので、ただ単に2倍にすれば円価になります。 2010年4月14日(水) カニャークマリ 曇り時々晴 たぶん30℃くらい 早速海を見に行く。 海岸近くの土産物屋は日本で言う100円ショップ、こちらではRs.5またはRs.20ショップばかりが目立っている。 久しぶりにインド亜大陸最南端に立つ。 ゆでトウモロコシの小さいのをRs.10で買う。 州バスの予約センターで、マドライ行の切符を取る。 アルチャナレストランで食事。 絵ハガキ、Rs.140と言うのをRs.80にして買う。 水とバナナ、洗剤、ピーナツを買って帰る。 シャワーを浴び、久しぶりにエアコンの快適さを実感。肌がベタつかないのが良い。 ビール(Rs.120)3本を頼み、買って来たピーナツをつまみに飲む。 |
【以下の解説は2012年11月19日のものです】
〔以下メモに解説を加えて〕
2010年4月14日(水) カニャークマリ 曇り時々晴 たぶん30℃くらい
早速海を見に行く。
カニャークマリはインド亜大陸最南端の地なので、ここまで来て海を見ないというのはよほどの愚か者か偉人のどちらかであろう。もちろん私は凡人(よりちょっと下かもしれないが)なので海を見に行くのである。
海岸近くの土産物屋は日本で言う100円ショップ、こちらではRs.5またはRs.20ショップばかりが目立っている。
こういう店がいつ頃からインドに進出したのかは知らないが、5ルピー均一や20ルピー均一の看板を掲げる店が軒を連ねていた。昔ながらの貝殻細工を扱う店などもあるが、色とりどりのチープなプラスチック製品に押されて少々かすみ気味である。
久しぶりにインド亜大陸最南端に立つ。
このカニャークマリの海では、アラビア海、インド洋、ベンガル湾が交わるとされている。三つの海が交わるというだけでなんだかすごいなと思うが、それぞれの呼び名(日本名だけど)が「海」「洋」「湾」と違うのがまたすごい。まるで三兄弟のようではないか。
ゆでトウモロコシの小さいのをRs.10で買う。 塩が効いていて良いのだが、なんとも固い。「こわい」と言った方がピンとくる代物で、2/3ほど食べて捨ててしまった。
「こわい」というのは「怖い」ではなく、赤飯の別称「おこわ」「こわめし」の「強(こわ)い」である。ニュアンス的にはカチカチに固いのではなく、粘っこい固さということ。インドのトウモロコシはもともと粉っぽくて固いのだが、若くて小さめのものでしかも焼き立てなら実にうまい。しかし茹でたものはちょっと食べるのに難儀する。この時はしっかり実のつまったもので、しかも茹で立てではなかったのでとてもこわく、がんばって食べたのだが最後は残してしまった。
州バスの予約センターで、マドライ行の切符を取る。 窓口ではインターネットのサイトから申し込みをしていた。 Rs.155 15日の13時発、所要6時間とのこと。
カニャークマリはそれほど見るところもないので、一泊だけして移動することにした。 二人分のチケットを買ったら、合計310ルピーのはずなのに311ルピー取られた。なんの1ルピーなのだろう?
アルチャナレストランで食事。 コーラと水、トマトスープ、チリチキン、ライス、どれもあまりおいしくない。Rs.195
「アルチャナレストラン」は滞在するホテルのすぐそばに建つ「HOTEL MAADHINI」の一階にあるレストラン。味もイマイチなら従業員の態度もイマイチだった。カニャークマリはヒンドゥー教の聖地であり、信者がたくさん訪れる場所なので、この程度でもやって行けるのだろう。
絵ハガキ、Rs.140と言うのをRs.80にして買う。 郵便局へ切手を買いに行くがホリデーで休みだった。何の祝日なのだろう?
絵ハガキはセットのものしかなかった。セットだと当然全部違う絵柄なので、どれを誰に出すかで悩む。また余ったものを持ち歩きたくないのでできれば捨ててしまいたいのだが、神様の絵のものに限って残ってしまうので捨てるに捨てられない。結局日本まで持ち帰ることになり、今もここにある。
水とバナナ、洗剤、ピーナツを買って帰る。
明日もまた移動日なので、旅の友バナナを買う。ピーナツはそれだけで食べてもいいのだが、もしかしたらそれに合う飲み物なんかが手に入るかなあ~と思って買った。
シャワーを浴び、久しぶりにエアコンの快適さを実感。肌がベタつかないのが良い。
自分の体から出た汗でも嫌なものである。できれば汗ばんだ体でベッドに横になりたくない。本当にエアコンというものは大発明品だと思う。
ビール(Rs.120)3本を頼み、買って来たピーナツをつまみに飲む。 9時頃早々に寝てしまう。
ほら、手に入った。 ヒンドゥー教の聖地であるが、ここでもビールがちゃんと手に入った。しかしコヴァラムビーチでは一本75ルピーで飲めていたのになあ。 このホテルは屋上で日の出が拝め、またそれが「売り」になっているので、明朝は嫌でも夜明け前にたたき起こされるはずなのである。9年前がそうだったのだ。だから今夜は早めに寝てしまうのがいいのである。