〔当時のメモより〕 *金額に関しては当時1ルピーが約2円だったので、ただ単に2倍にすれば円価になります。 2010年3月25日(木) アーマダバード 晴 35℃ 門前でリキシャに乗り、今度こそダーダー・ハリーの階段井戸へ Rs.20 井戸を見終わりチャイを飲んでいると、欧米人グループはオートリキシャに分乗して帰って行き、その後には一台のオートリキシャも残らなかった。 途中、炭工場(もしくは集積所)のようなところで、炭を麻袋に入れてどんどん運び出している光景に出会う。 オートリキシャを拾いティーン・ダルワーザまで行く。Rs.40 メーター39→76 3.7km この界隈はすごい賑わいでお祭りのよう。いろいろ見て回る。 生ジュース、オレンジRs.10、パイナップルRs.10の連続飲み。 かつて行った果物屋を探すがなかなか見つからず、路地をくねくね適当に歩いていると、ようやく見覚えのある果物屋街に出た。 ホテルそばの店でミリンダとソーダ水、水などを買いRs.102でRs.2のおまけ。 7時、昨日行ったレストランに行く。 |
【以下の解説は2012年10月1日のものです】
〔以下メモに解説を加えて〕
2010年3月25日(木) アーマダバード 晴 35℃
門前でリキシャに乗り、今度こそダーダー・ハリーの階段井戸へ Rs.20 井戸には欧米人が何人かいて、ここはなかなかの観光スポットなのだなと思ったら、たまたま数人のグループで来ているだけのようで、その他に観光客の姿はなかった。
「階段井戸」というのは、水の湧き出る底まで階段で下りるという構造のもの。この「ダーダー・ハリーの階段井戸」は、全体が地下に造られた宮殿のように美しいもので、水を汲むという以外にもその場で涼を取るという目的もあったようである。とにかく建築学的にも大変優れたもののため、アーマダバード観光の目玉のひとつになっている。 とは言え元々観光客の少ないアーマダバードゆえ、この壮麗なる階段井戸にも欧米人のグループ客がいただけで、あとは職業不詳のインド人たちが、地上部分のチャトリ(東屋)で休んでいるだけだった。
井戸を見終わりチャイを飲んでいると、欧米人グループはオートリキシャに分乗して帰って行き、その後には一台のオートリキシャも残らなかった。 仕方なく人通りの多い道まで歩く。
なんとメモ帳には階段井戸に関する感想がひとつも書かれていない・・・しかしここを見て素晴しく思わないはずはなく、きっと ♪字にも書けないうっつくっしさ! なのですべてをカメラに託したのだと思う。 井戸の目の前のチャイ屋で休憩していると、欧米人のグループは二人ずつオートリキシャに分乗してどこかへ走り去ってしまった。どうやら彼らはオートリキシャをチャーターして観光しているようで、チャイ屋の前に停まっていたオートリキシャは残らずいなくなってしまった。 ここは大通りから少し入った所のため、オートリキシャが通りかかる気配もなく、歩いて大通りまで出ることにした。
途中、炭工場(もしくは集積所)のようなところで、炭を麻袋に入れてどんどん運び出している光景に出会う。 いつも買うトウモロコシもこういう炭で焼かれているのだろう。
とにかくすごい量の炭だった。しかし炭を見て焼トウモロコシを思い出すとは自分でも呆れてしまう。
オートリキシャを拾いティーン・ダルワーザまで行く。Rs.40 メーター39→76 3.7km
試しにオートリキシャに乗る前と降りる時に距離メーターの下二桁をチェックしてみた。この時も料金は交渉によるものだったが、結果は3.7kmの距離で40ルピーということになった。
この界隈はすごい賑わいでお祭りのよう。いろいろ見て回る。
「ティーン」は「3」、「ダルワーザ」は「門」という意味。つまり「三つの門」という名の通り、石造りの門には三つのアーチが並んでいる。かつてはスルタン(君主)とその一族のみが通ったと言われる門の周辺は、今では庶民の市が所狭しと建ち並び、まるでお祭りのようである。
生ジュース、オレンジRs.10、パイナップルRs.10の連続飲み。
喉が渇いた時は炭酸飲料より生搾りのジュースである。あまりの喉の渇きと値段の安さに、立て続けに二杯飲んでしまった。
かつて行った果物屋を探すがなかなか見つからず、路地をくねくね適当に歩いていると、ようやく見覚えのある果物屋街に出た。 店の名前を「カチュマル」と記憶していたので、聞いてみるとやはりそこがそうだった。 メロン1個、オレンジ4個、リンゴ3個 Rs.70
2001年に寄った果物屋に行ってみたくなって、あちこち探してようやく辿り着いた。知る人とてない見知らぬ街では、買い物で言葉を交わしただけの店の人たちも心強き味方に思え、深く心に刻まれるのである。
ホテルそばの店でミリンダとソーダ水、水などを買いRs.102でRs.2のおまけ。
こんな風に少額だがオマケをしてくれることもある。今朝乗ったオートリキシャのドライバーは5ルピーの上乗せでものすごい笑顔をくれたが、今度は私が笑顔をお返しする番なのである。ダンニャワード!
7時、昨日行ったレストランに行く。 そのレストランは「Nishat(ニシャット)」という名前で、ガイドブックにも載っていた。 プロウンマサラ、マトンの「Nishat Special」というカレー、プレーンライス、水 Rs.330(二人分)
昨夜はそうとは知らずに入ったニシャットであったが、宿に戻ってガイドブックを見たら紹介されていた。確かにそれだけの価値はあると思う。これであとビールが・・・いや、「郷に入ったら郷に従う」である。潔くあきらめよう。