インドのビーチリゾートとして名高いコヴァラム・ビーチ。
その中でもお店やホテルがひしめき合う一番賑やかなライトハウス・ビーチ沿いには、「シーフード」と大書きされた看板を掲げたレストランが、ここにも、そしてこちらにも、とにかくたくさんあるのです。
そして日没が近づいて参りますと、どのレストランでも店頭にガラスケースが置かれ、その中においしそうな魚がたくさん並べられ、歩道を行く人たちの足を止めさせるのです。もちろんお客さんはこの中から魚を選ぶことができ、その調理方法まで指定することができます。
さて、今夜はどれにしようかな・・・
悩んだ末に、この日は大きな魚のすぐ上にある赤い魚(正式名不明)を、「ごくシンプルな味付けで!」と、しつこいくらいに強調して調理してもらいました。
なんせほっとくとインド人は魚を丸ごと油で揚げてしまったり、例の強烈スパイス味にしてしまったりするので、油断はできないのです。ということで、赤い魚はこんな風になって出て来ました。ほほう、さすがは外国人の多いリゾート地のレストラン、味付けは言いつけ通り塩とレモンだけというシンプルさになっています。ただ加熱方法が「焼く」のではなく「蒸す」ようで、ちょっと生臭さが鼻についてあまりおいしくありませんでした。
これならマサラ味の方がよかったかも・・・
料金は調理代込みで200ルピー(約400円)でした。
こちらはエボダイのような魚です。二匹で150ルピー(約300円)でした。この魚は反対側の浜で見た地引網漁の網にもたくさんかかっていたやつのようで、まさしく「地産地消」間違いなしの一品です。
そのせいかどうかはわかりませんが、この魚はおいしかったです。
これも赤い魚と同様に、シンプル味で食べました。
そしてこちらはエビです。店のおっさんは「これはキングタイガーだ」と言ってました。
エビは世界共通においしく、そして値段も高いです。これは6尾で600ルピー(約1200円)のものです。(写真は10尾ですが、数を増やして値段を負けてもらったわけです)
こいつはタンドールで焼いた上にガーリックソースをかけたもので、実においしかったです。
その他にもカニ(下の写真)やロブスター、さらにはイカなどもあり、魚介類好きの日本人にはたまらない場所なのであります。コヴァラム・ビーチ、ばんざい!
あっ、念のため付け加えておきますが、これらの料理は一晩で食べたわけではありません。
それからずいぶん贅沢をしているように思うかもしれませんが、宿代が安かった(一泊400ルピー)ので、これでいいのだ。
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