ドワルカのガートのすぐ後ろには大きなヒンドゥー寺院がある。
寺院の名前は「Dwarkadhish Temple」である。発音は「ドワルカディーシュ」であろうか、でも自信がないので以後ドワルカ寺院と呼ばせていただく。
ガートでご来光を拝んだ信者たちが次に向かうのはこのドワルカ寺院である。
ガートからは両側に土産物屋の並んだ石段を登って行けばそのまま寺院に入ることができる。しかしこちら側は裏門といった位置づけとなる。
では正門のある寺院の北側に回り込んでみよう。
すると、おお、さすがにこちらの方が人が多い。
寺院の本堂は高さが50m以上もあるとのことで、近くに寄ると大きすぎてその全貌がよくわからないほどである。
なので寺院の全貌を眺めたい場合は、ガートの反対岸に渡り、そこから眺めるのがいい。
なお、この画像は2013年のもので、時刻は夕方だったので左側から日が当たっている。
河には対岸に渡る橋が架けられている。
この橋は2016年に開通した(つまりこの時はわりと出来立て)らしいが、いつでも渡れるというわけではなく、通行できる時間が決められておりしかも有料である。
でもこの河は海の潮が引く時間になると歩いても渡れる。(季節や天候にもよるだろうけど)実際3年前は歩いて渡った。
もっとも完全に水がなくなるわけではなく、ひざ下くらいまでは濡れることになるが、その代わりタダで渡れるので文句を言ってはいけない。
さて、正門の方に戻るが、門の前には神様に捧げる花輪を売る人がたくさんいる。そしてそれは買う人もたくさんいるということである。
寺院の入場は無料であるが、寺院内は土足禁止となっており履物を脱いで裸足で入らなければならない。
なおドワルカ寺院は開門時間が決められており、月曜から木曜日と土曜日は8時~12時、16時~20時の二回、日曜日は8時~14時の一回、金曜日は休みとなっている。
注:6時~13時、17時~21時30分と書かれている記事もあるので、いろいろな事情(季節や祭典、警戒レベルなど)で開門時刻を変えているのかもしれない。
この時は開門直前であったので入り口にはたくさんの信者が殺到していたため、私は入るのを遠慮した。
なお寺院内は撮影禁止で、カメラ類の持ち込みもできない。
今やインドに限らず世界的に「人の集まるところテロあり」なので、ドワルカ寺院にも機関銃を備えた監視所ができていた。しかし恐ろしい世の中である。
寺院の周りには巡礼者をあてにした土産物屋がたくさんある。
店にはもちろん宗教関係の商品もたくさんあるが、おもちゃなど普通の観光客向けの商品の方が目を惹く。旅行に出ると財布のひもが緩むのは万国共通なのであろう。
小さな子供を連れた家族などを見ると、子供がなにか買ってもらえるといいなとつい思ってしまうのである。
*情報はすべて2016年11月時点のものです。
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