インドの乗り物もどんどん進化しておりまして、あのインド名物のオートリキシャにしてもずいぶんスタイリッシュになりました。
でもまだまだ地方に行くと古い型のオートリキシャが走っていますし、その装備品なども土地によって違ったりして、そういうのを比較して見るのもなかなか楽しいものです。
さて、こちらのオートリキシャなのですが、ちょっとした特徴があります。
それはこれ、ラッパ型のホーンです。
最新型のオートリキシャはもちろん、かなり古いタイプのオートリキシャでも、警笛は電気式のブザーが付いていたりするのですが、バッテリーが悪いのか電気系統が弱いのか、たいていの場合は鳴りません。鳴ったとしてもか細い声でぷ~ぷ~言うのが精いっぱいという状態です。
その点ゴム玉を押して鳴らすラッパ式のホーンは、故障が少なくていいのでしょう。ムンバイの市営バスも、ゴム玉ラッパが搭載されていたほどです。(2010年に確認、現在はどうだかわかりません)
で、私はこのゴム玉ラッパを見たときに、思わず「欲しい~」と思ってしまったのです。
しかしオートリキシャのドライバーに聞いてみると、そのラッパを作っているのはそこからかなり遠い町で、しかも値段が結構高かったので入手を断念致しました。まあ重さもかなりありそうなので、手に入れても持って歩くのが大変だったでしょうが。
そこで、その代わりに持ち帰ったのが小さなゴム玉ラッパでした。
小さいものですが真鍮でできています。
ゴム玉もしっかりゴム臭く、実に懐かしい匂いがします。
もちろん大きな音でパフパフ鳴ります。
まあこれは実用品と言うよりおもちゃなのでしょうが、できることなら自分の車に付けたいほどです。どうです、なかなかいいでしょう。
さあ、みんなでこいつをパフパフ鳴らしましょう!
そんなゴム玉ラッパはこちらで細々と販売しております。
*すでに売り切れている場合もございます。その際は何卒ご容赦願います。