〔当時のメモより〕 *金額に関しては当時の1ルピー(Rs.と略す)のレートを約1.7円とお考え下さい。 2013年11月11日(月) 晴 アーマダバード やはり暑い、たぶん30℃以上 彫金屋とネジ屋はすぐに見つかると思っていたが、まったく見つからず長いことあちこちぐるぐる回る。 オレンジジュースを飲む。 かつて写真を撮ったマトンの串焼き屋で休む。 その後またあちこち回ったが、結局場所がよくわからなくなり、カチュマルへ行く。 ステンレスの皿x2、コップx2=Rs.130 |
〔以下メモに解説を加えて〕
2013年11月11日(月) 晴 アーマダバード やはり暑い、たぶん30℃以上
少し休んで旧市街へ
彫金屋とネジ屋はすぐに見つかると思っていたが、まったく見つからず長いことあちこちぐるぐる回る。
今回の旅には、3年前にこの街で撮った写真を何枚か持って来ており、それを渡そうと写した店を探し回ったのだが、記憶がだいぶあいまいになっているようで、まったく行き着かなかった。
オレンジジュースを飲む。
2杯分でRs.50札を渡したがお釣りがなかった。
一杯Rs.25なのか?
生搾りジュースの値段は立地や店構えによって結構まちまちなのだが、3年前にこの界隈の同じような露店で飲んだ時は一杯10ルピーであった。
インフレが進んでいるのだなあ。かつて写真を撮ったマトンの串焼き屋で休む。
マトンバーガー3個(Y棒2個)Rs.20x3=Rs.60
この串焼き屋は長い鉄の棒にマトンの小片をたくさん刺して焼いているが、そのまま食べるのではなく、パンに挟んでレモンをかけてマトンバーガーとして食べさせる。これがピリ辛で実にうまいのである。そしてこちらの値段も3年前の倍の20ルピーになっていた。
写真をあげたらえらい騒ぎになった。
マトンを焼いていたあんちゃんは3年前に写真を撮ったまさしくその人だったので、頃合いを見計らって写真を渡した。
あんちゃんは「たった今会ったばかりの」外国人から手渡された写真に、自分が写っているのが不思議でたまらないといった感じで、異様なほど押し黙ったまま写真を見つめていたが、私が写真を撮る仕草をして「スリーイヤーズ、アゴウ」と言うと、そこでようやくすべてを理解したようであった。
店を手伝っているらしき少年たちがかわるがわる写真を覗き込み、想像した以上の盛り上がりになってしまった。
お蔭で代金を払うのをすっかり忘れてしまい、あんちゃんから「マネー、マネー」と催促されてから払う始末で、せっかくの友好関係にちょっと水を差すような形になってしまった。その後またあちこち回ったが、結局場所がよくわからなくなり、カチュマルへ行く。
「カチュマル」とは果物屋の名前。
その店には2001年、2010年と二度行っており、今回は三度目の訪問となる。
おやじはなんとなく顔を覚えていたのか、親しげにうなづいていた。
写真をあげたら喜んでいた。
再び写真を撮り、2~3年後にと約束する。
さすがに三度目ともなると、あちらもおぼろげながらも覚えていたようである。
そしてまた今回も写真を撮ったのだが、その写真が「いつもらえるのかわからない」ということをわかっているので、それほど期待はしていないようであった。
メロン、洋梨、グァバ3個ずつ Rs.140
バナナ1kg Rs.30
そもそもカチュマルは果物屋であるから、写真を渡すだけでなく、ちゃんと果物も買うのである。
前回、前々回は暑い時季で店頭にマンゴーが山積みになっていたが、今回は季節外れなので少ししかない。
しかし私はそれほどマンゴーが好きではないので、前回もメロンを買い、そして今回もメロンなのである。
本当はそれだけでよかったのだが、カチュマルのおっさんがしきりに奨めるので、洋梨とグァバも買うことになった。
バナナはその辺の露店でも買えるが、せっかくなのでもらって行くことにした。
ステンレスの皿x2、コップx2=Rs.130
果物ナイフ Rs.20
インドの旅では現地に行ってからコップや皿を調達することにしている。
どちらもステンレス製なので壊れる心配はないが、コップに関しては熱いお茶を飲む時などはちょっと用心が必要である。
[dfads params=’groups=39&limit=1′]