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旅の持ち物シリーズ・その24:カメラ

         
  • 公開日:2012年7月31日
  • 最終更新日:2022年7月26日

旅の記録や想い出を何で残すかといえば、やはりお手軽なのは写真であろう。まして今やデジタルカメラ全盛時代、小さなメモリーカードに何百、いや何千枚という写真が残せてしまうわけで、こいつを使わない手はないと思う。

そこで私が選んだのがこのカメラ。
別に特定のメーカーを宣伝するつもりはないので、選んだポイントを挙げてみたいと思う。

インドに持って行ったカメラまず最初のポイントは堅牢さである。やはり旅先で壊れてしまうのだけは避けたい。
特にインドは細かい砂埃が多いので、防塵がしっかりしているものが望ましい。
その点このカメラは防塵だけでなく水深5mの防水、さらに1mの高さからの落下衝撃にも耐えるという。
水中撮影をするわけではないが、防水機能は雨や汗などを気にしなくて済むのでありがたく、また汚れた時に水洗いできてしまうのもいい。

それからこのカメラはレンズが飛び出さないデザインなのが気に入った。
そもそも突起はなるべくない方が収納にもいいし、スイッチを入れるたびにウィーンという音とともにレンズが前方に出るタイプは故障が怖い。なにしろインドは細かい砂埃が多いのである。可動式の鏡筒部分にそうした砂が入って動作不良を引き起こすことは充分に考えられるのである。

レンズの焦点距離に関しては、私はどちらかといえば広角域を重視している。特にコンパクトカメラでの望遠機能はたかが知れているし、デジタルズームなんてのはただのまやかしだと思っている。今はパソコンを使えば素人でも簡単に写真の拡大や切り取りができてしまうので、なにも撮影現場でその作業をすることはなかろうと思うのである。

インド・アーマダバードのシディバシールモスクで、広角域であるが、このカメラは28mm(35mmフィルムカメラ換算)であるので、狭い場所や大きな建物の撮影に適している。
たとえばアーマダバードのシディ・バシール・モスクなどは、入り口に建つ二本の美しい塔が見ものなのだが、いかんせん門前が狭い場所であるために35mmレンズでは全体は写せない。それが28mmレンズなら全景が入るのである。

その他の選定ポイントとしては、当然大きさや重量も重要ではあるのだが、そもそも「コンパクトカメラ」というくくりのものならどれも充分軽くて小さいと思う。

またカメラの売り文句でデカデカと掲げられる画素数に関しても、現在発売されているカメラならどれも充分過ぎるスペックなのではないかと思う。少なくともコンパクトカメラを選ぶときには、私はほとんどその数字を気にしない。

とまあ以上が私のコンパクトカメラの選定ポイントであるが、もちろん人それぞれ目的や好みが違うわけなので、たとえば「動画機能が良くなければ」という人もいれば、「決め手は色とデザイン!かわいくなきゃアタシ絶対イヤ!」という人もいることであろう。

またカメラなんかに頼らず「俺はすべてを心に刻むぜ」ってのも、それはそれでなかなかカッコいいのではないかとも思うのである。

真鍮製のアンティーク弁当箱