デリーのホテルに連泊した時、外出から帰ると鍵のプレートが新しいものに替わっていた。
今朝フロントに鍵を預けた時には真鍮製だったのに、ピカピカのプラスチック製になっていて、手渡すフロントのあんちゃんもどこか自慢げだった。さすがにインドでも、金属製品がプラスチックに取って代わられるのは今に始まったことではないが、金属、特に柔らかい真鍮はその表面に無数のキズがついて深みと貫禄が出るものなので、ちょっと残念だった。
プラスチックは新しいときが最高の状態であり、あとは退行あるのみなのだ。
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ラクダ隊商の隊長がインドからの物と話題を紹介しています。 |