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たとえ紙皿であっても巡りあわせを大切に:インドの再利用紙皿

         
  • 公開日:2014年7月9日
  • 最終更新日:2022年7月25日

私が子供のころ、ブリキのおもちゃの裏側を覗くと全然関係ない絵柄が印刷されていることがあった。
たとえば自動車のおもちゃなら、表側は当然車のボディの絵が印刷されているのだが、裏側には薬の容器のものらしき印刷があったりして不思議に思ったものである。

それはおそらく、当初は薬の容器を作るために印刷されたブリキ板が、なんらかの都合で使われなくなり、新たに裏側に自動車のおもちゃ用の印刷を施し製品化したのであろう。
つまり資源の有効利用なのである。

で、今回はこれ、インドの紙皿である。こいつはグジャラート州ブジの駅でスナックを買った時に渡された紙皿なのだが、ご覧のように女性の足が印刷されている。
そう、これはおそらく何か別の用途で印刷された紙が、なんらかの都合で使われなくなり、紙皿に再利用されたものなのであろう。

なのでどんなデザインに当たるかは運次第である。

はたしてこの紙皿を作ったインド人が、ちゃんと皿として使っても差し支えない絵柄を選って作ったのかは不明だが、この絵柄はなかなか良い。
特に足フェチにはたまらないもので、いっそ使わず家に持ち帰り、飾り皿として眺めて暮らそうかなどと思ってしまうのであった。

木彫りのガネーシャ