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インド:日本語ではこちらも同じ名前です・インド門

         
  • 公開日:2008年7月14日
  • 最終更新日:2022年7月5日

これはデリーの名所のひとつインド門です。インド門と呼ばれるものはムンバイ(旧ボンベイ)にもありまして、以前こちらでもご紹介致しました。ただこれは日本語訳が同じなだけで、英語名ではムンバイのものが”Gateway of India”、この写真のデリーのものが”India Gate”となっておりまして、その建てられた意味合いも全く違いますので一緒にしてはいけないのです。
またついでに言っておきますと、このデリーのインド門のことを間違えて「デリー門」と呼ぶ人がたまにいるのですが、デリー門というものはまた別にありますので混同しないように覚えたいものです。

さて、それではこのデリーのインド門はなんぞや?っといえば、これは第一次世界大戦(並びにその近辺の戦争)で戦死した兵士たちの名前が刻まれているのであります。

刻まれている名前は1万3千以上にものぼり、近づいて見ますと確かにその地上42mの高さの門には、下から上までびっしりと文字が刻まれているのがわかります。

また門の下の記念碑には、1971年以来絶やすことなく火が燃やされ続けております。

そのような意味合いの門ですので、ここに翻っている旗はインド国旗ではなく、陸海空軍の旗(右から順に)なのであります。とまあここを訪れたなら、尊い人命を奪ってしまういたましい戦争に思いを馳せるべき・・・とは思うのですが、ここの周りは公園になっていて、当のインド人たちも楽しそうに遊んでいますので、まあそんなのどかな雰囲気にひたることで平和のありがたみを実感するというのもいいのではないかとね、そう思う次第なのであります。

インドのマフラー