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インド:ホコラ守りの男はほこらしく働いていた・街角の祠(ほこら)その4

         
  • 公開日:2008年4月17日
  • 最終更新日:2022年7月4日

基本的にはこの界隈にお住まいの氏子のみなさんの浄財と信仰心に支えられている祠ではありますが、実際には誰かがこの祠を守らねばならないわけです。まあいわば勤労奉仕的なもので、祠の掃除とか、神様に花を捧げたりお香を焚いたり、そしてCDプレーヤーの電源を入れたりとかです。

で、そんな仕事をせっせとしていたのがこのおっさんです。おっさんは専属の祠守りなのか、それとも単に順番で今日がホコラ守り当番の日にあたっていて、黒板の右下なんかに「今日のホコラ守り当番:おっさん」とか書かれていたのかは知りませんが、とにかく早朝からこの祠に来て灯りを点けたりCD回したりお香を焚いたりと、それはもう献身的に働いておりました。

実はこの一連の写真も、このおっさんに許可をもらって写したのですが、言葉がイマイチ通じず、祠といっしょにおっさんの写真を撮ろうとしても、すぐにフレームから外れてしまうのです。

で、ようやく最後にほぼ強制的にウデをつかんで立たせて取ったのがこの写真なのですが、そのためか表情がやや曇っているように写ってしまったのでありました。

ブロックプリントの版木