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インド:シヴァの戟(げき)は天を衝くように林立していた・インドの電柱

         
  • 公開日:2008年1月18日
  • 最終更新日:2022年6月30日

インド最大の宗教ヒンドゥー教には「三大神」というのがおりまして、その中のひとりがシヴァ神です。

シヴァ神は破壊と殺戮の神とされ、首にはいつもコブラを巻いていて、ちょっと怖いイメージなのですが、恩恵を与えるという面も持ち合わせておりますので、多くの人々の信仰を集めているのであります。

さて、そんなシヴァ神が手にしている武器が、先端がみっつに分かれた槍「三叉戟(さんさげき)」なのですが、インドでみかける電柱(写真参照)がその三叉戟にそっくりなのですよ。はたしてこの電柱の設計者がシヴァ派の人で、まさしく三叉戟をモデルにして作ったのかどうかはわかりませんが、道路わきに等間隔で林立する風景は、インドに於けるシヴァ神の強大さを示しているようにも見えるのであります。

なのでもし、この電柱によじ登ろうとするような不逞のヤカラがいたとしたら、たちどころにシヴァ神の逆鱗に触れ感電することであろうぞよ。

とにかく、シヴァ神ならずとも神は常に崇め奉り、決しておかしな刺戟を与えぬことが賢明なのである。

なんてね。