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2010年インドの旅・実録編:第79回 マハーバリプラム

         
  • 公開日:2013年1月21日
  • 最終更新日:2022年6月10日
〔当時のメモより〕
*金額に関しては当時1ルピーが約2円だったので、ただ単に2倍にすれば円価になります。

2010年4月26日(月) マハーバリプラム 晴 30℃~33℃くらい

昨夜はエアコンがなく少し寝苦しかったが、コヴァラムビーチほどではなく、ウダイプールに比べたら天国だった。
蚊にも悩まされず、外の騒音も11時過ぎにはピタリと止んだ。あれだけ吠えまくっていた犬も、それ以降はフシギなことに吠えなくなった。ヤモリがケケケと鳴いていた。

朝6時頃目が覚める。
天井を見ると扇風機が止まっていた。停電らしい。
真っ暗闇の中トイレへ行き、シャワーを浴びる。体がベタついて気持ち悪かったがサッパリする。

ルーフトップで朝食。
チーズ&トマトトーストRs.50、ブラックティーx2(無料)。
フレンチオニオンスープは停電で8時まで待てと言われキャンセル。

9時40分頃、クリシュナのバターボールへ行く。
予想以上に近く、いきなり現れたので少しうろたえる。
その周辺の彫刻も半分ほど見て歩く。

【以下の解説は2013年1月21日のものです】

〔以下メモに解説を加えて〕

2010年4月26日(月) マハーバリプラム 晴 30℃~33℃くらい

昨夜はエアコンがなく少し寝苦しかったが、コヴァラムビーチほどではなく、ウダイプールに比べたら天国だった。 蚊にも悩まされず、外の騒音も11時過ぎにはピタリと止んだ。あれだけ吠えまくっていた犬も、それ以降はフシギなことに吠えなくなった。ヤモリがケケケと鳴いていた。

床に敷いた布団の四隅に蚊取り線香を立てたお蔭か、蚊の攻撃はまったくなかった。 外は夜遅くまで騒がしく、隣家の犬もうるさく吠えまくっていたのだが、11時を過ぎるとすべての騒音が一斉に止み急に静かになった。ところがそうなると逆に目がさえてしまうもので、しばらく寝つけずヤモリの鳴く声などを聞きながら、あれこれ考え事をしてしまった。
マハーバリプラムの朝

朝6時頃目が覚める。 天井を見ると扇風機が止まっていた。停電らしい。 真っ暗闇の中トイレへ行き、シャワーを浴びる。体がベタついて気持ち悪かったがサッパリする。

どうやら目が覚めたのは、停電で天井扇が止まったためらしい。 この宿はおそらく後から隣家が増築だか改築をしたようで、借りている二階の南側の窓はすべて隣家のレンガで封じ込められた形になっており、日はおろか風さえ入って来ないのである。バスルームなどはドアを閉めると昼間でも真っ暗闇となり、停電の最中では懐中電灯が必須なのであった。
マハーバリプラムの宿の窓

ルーフトップで朝食。 チーズ&トマトトーストRs.50、ブラックティーx2(無料)。 フレンチオニオンスープは停電で8時まで待てと言われキャンセル。

なんで停電だとスープができないのか不思議だった。なにしろトーストはできるのだから、朝食メニューくらいなら電気などまったく使わなくてもできそうな気がするのだが・・・
マハーバリプラムの朝食

9時40分頃、クリシュナのバターボールへ行く。

「クリシュナのバターボール」とは、実に不安定な坂道の途中に、ピタリと止まって動かない巨大な丸い石のこと。ヒンドゥー教の神様クリシュナがバター好きなことからこの名が付いている。
クリシュナのバターボール

予想以上に近く、いきなり現れたので少しうろたえる。

マハーバリプラムは町全体が「石の町」であり、石で造られた古い寺院や巨大な石のレリーフなどが世界遺産にもなっており、また現在でも多くの石工たちの振るうノミの音があちこちから聞こえて来る。しかし私はどんなにすばらしい彫刻より、このクリシュナのバターボールがいたく気に入り、以後一週間毎日ここを訪れることになったのである。
クリシュナのバターボール

その周辺の彫刻も半分ほど見て歩く。

とにかく石の彫刻はたくさんあるので、いっぺんに見ないで少しずつ見て行くことにしたが、それにしてもバターボールの不思議さから見たらどれも人為的なものなのであまり魅力を感じないのである。
マハーバリプラムの石造寺院

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