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2001年6月18日(月)コーチンからトリヴァンドラムへ・2001年インドの旅第60回

         
  • 公開日:2009年12月29日
  • 最終更新日:2022年6月24日
〔当時のメモより〕
*金額に関しては当時Rs.1が約2.7円、3倍にして1割引けば簡単に計算できます。

6/18(月) コーチン 快晴 気温30℃

6:30 起床

9:00 Check Out

Grand Hotel を Check Out し、リキシャに乗る。
郵便局経由でセントラル・バススタンドへと言ったのにまごまごしている。こちらが道を教えながら9:20到着。
窓口へ行くと、9:30発のがそこに停まっているから、車掌から切符を買うように指示されバスへ。
バスは3分の1程の客の入りだった。後ろの方へ座ろうとすると女性専用とのこと。結局前から2列目右側へ座る。
バスは予定より3分早く出発してしまった。

MG Rd. で Grand Hotel 前を通り抜け、橋を渡り島、そしてマッタンチェリーの半島部へ抜けた。
バスは窓にガラスもない普通の乗合バスだが、快晴の中を走るバスに乗っていると、なんだか遠足に来たような感じである。

先日リキシャで2時間半かけて行ったアレッピーには10:45、1時間15分で到着。シューマッハと出発した地点から考えると1時間もかからなかった。

10:50 アレッピーのバススタンド到着
マンゴージュース(Rs.10)とカシューナッツ(Rs.10/3ヶ)を買う。

11:00 アレッピーの町を抜ける。

バスはヤシの林やその間から見え隠れする青い海を横目に、クラクションを鳴らしてどんどん車を抜かして行く。
途中バス同士の正面衝突事故を見た。

12:44 KOLLAM という町のバススタンドで小休止。
運転手は30分と言っていたのに、トイレに行き、チャイ(Rs.2.5)とまんじゅう(Rs.5)を食べたりしていると、バスに乗客が集まりだしている。バナナを抱えて15分前の13:00に乗車。するとすぐにバスは発車してしまった。いったいどうなっているのだろう。

その後もバスは飛ばしに飛ばし、14:45 トリヴァンドラムのセントラル・バススタンドに無事到着。

バスから降り、ガイドブックでホテルを確認していると、空模様があやしい。1kmもない場所なのだがリキシャに乗る。
走り出すとものすごい降りになった。リキシャの横の雨避けカバーを下ろしてしのぐ。

ホテルは古くて暗い感じだが、他を探すのもめんどうなのでここに決めた。
15:00 チェックイン
NAVARATNA HOTEL Rs.800/24h + Tax15%

荷物を解き、ネットカフェを探しに外へ。
日本語対応は見つからず、バススタンドのそばのレストランで食事を取る。ガーリックチキンとプレーンライス、それにコーラとチャイでRs.65。

Hotel の近くまで戻りネットカフェを発見。
日本語は打てなかったが、Mail Check はできた。Rs.20(30分くらい)

このホテルはバスタブがあり、お湯もよく出る。
しかしバスタブに栓がなく、タオルをつめてお湯を溜めた。
インドに来てから初めてあったかいお風呂に入った。
明日はゴム栓を探して買おうと思う。

今日はバスで風をたくさん受けたので、体中真っ黒だった。
お陰でサッパリし、ついでに洗濯をたくさんした。
つかれた。

【以下の解説は2009年12月29日のものです】

今日はいよいよコーチンを立ち、一路トリヴァンドラムへと向かいます。

コーチンからトリヴァンドラムまでは200kmほどということで、頻繁に発着している急行バスで行くことにしました。

ホテルをチェックアウトしてオートリキシャに乗ると、なんとその運転手はバススタンドの場所を知らないようで、後部座席から道順を教えながらようやく到着しました。昨日一度下見に来ておいてよかったです。しかしそれ以外は万事ツイているようで、すぐに発車となったバスでは、Mくんとそれぞれひとつずつ二人掛けの席を確保でき(もっとも途中で満席になりましたが)、それになにより雨季の最中というのに、今日は朝から青空が広がっているのです。なにしろこのバス、窓ガラスというものがないものですから、雨が降ると蛇腹式に折りたたまれた雨よけシートを窓に垂らさなければならないのです。それじゃあ外の景色も楽しめませんし、風も入って来ないので蒸し暑くてたまらないでしょう。

そんな気持ちのいい天候の中、バスはクラクションをバンバン鳴らし車をどんどん追い抜いて突っ走ります。先日シューマッハのオートリキシャで2時間半かかったアレッピには、1時間ほどで到着しました。つまり平均時速で60km/h以上出ていたことになります。

アレッピのバススタンドで新たな客を乗せると、バスは再び国道へ出て、クラクションをバンバン鳴らし、車をどんどん抜かし、ぐんぐん南下を続けます。

やがて道は海のすぐそばを走るようになり、椰子の並木越しにちらちら青い海が見えます。ああ、青い空に青い海、そして南インドの風を全身に受けてのバス旅行は、実に楽しいな!

その後もバスは快走を続け、途中の小休止を挟み、5時間ちょっとで目的地のトリヴァンドラムに無事到着しました。
するとそしてそれを待っていたかのように雨が降り始め、間もなくものすごい土砂降りになりました。

あー、バス移動の時に降られなくてよかった。やはり今日は本当にツイてたんだなあ。

まっ、できればホテルに入ってから降ってくれれば最高だったんだけどね。

つづく

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