〔当時のメモより〕 *金額に関しては当時の1ルピー(Rs.と略す)のレートを約1.7円とお考え下さい。 2013年11月23日(土)ブジ 晴 26℃くらい 大通りまで行き、車の修理屋でゴム玉ラッパがないか聞くが、無いとのこと。 帰路に就くが、チャイ屋に呼び止められ休憩。 |
〔以下メモに解説を加えて〕
2013年11月23日(土)ブジ 晴 26℃くらい
ニューマーケットの辺りから細い路地の商店街を通り抜け、大通りまで出る。
ブジの人口は15万人ほどとのことで、商店街はなかなか活気がある。この道(下の写真)は鉄道駅方面にも通じていて、ブジとしては車の通りも多い方だが、それでもどことなくのんびりした感じである。大通りまで行き、車の修理屋でゴム玉ラッパがないか聞くが、無いとのこと。
裏通りへ行って見なと言うのでそちらへ行ってみたが、そもそも修理屋や部品屋がない。
大通りまで出て来たのには訳があり、オートリキシャに付いているゴム玉ラッパが欲しかったのである。
それも新品ではなく使い古した年季の入ったものが欲しく、車の修理屋に行けば不要になったラッパの5、6個は転がっているだろうと思っていたのだがそんなものはなかった。
店のおっさんは裏手に回れば修理屋があるみたいなことを言っていたので、その周辺を見て回ったが結局見つからなかった。
帰路に就くが、チャイ屋に呼び止められ休憩。
通行人を呼び込むのは商売の常とう手段ではあるが、このチャイ屋のおやじはあきらかに私に照準を絞って、すでに店の前を大きく通り過ぎていたというのに大声で呼びかけて来た。
少々腹具合が悪いので早く帰りたかったが仕方ない。
この時私は下っ腹がちくちく痛み始めていて、早いとこ宿に戻ってその原因を取り除こうと足早に歩いていたのだが、執拗なチャイ屋のおやじの呼び込みに「もしかしたらタダでチャイが飲めるかも」といやしい心を抱いて店に入ることにした。ところがおやじはいざ私が椅子に腰かけると、あとは特に話し掛けるでもなく黙々とチャイを作り始めた。
どうやらおやじは外国人と話しがしたかった訳ではなく、ましてや外国からの賓客にご馳走をしようと思ったのではなく、ただ単にチャイを飲む客の一人として呼び込んだらしかった。
もちろん5ルピーではあったがチャイの代金もしっかり取られた。
で、払ったからにはゆっくりチャイを楽しもうと思うのだったが、いかんせん時折下っ腹を襲う痛みの周期が次第に短くなって来ており、そうそうゆっくりもしていられないのであった。
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