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第72回:ブジ / 民家で昼食

         
  • 公開日:2014年6月13日
  • 最終更新日:2022年6月21日
〔当時のメモより〕
*金額に関しては当時の1ルピー(Rs.と略す)のレートを約1.7円とお考え下さい。

2013年11月22日(金)ブジ 晴

昼食はガイド氏のアレンジで、近郊のマルワーラー・ハリジャンの家で取る。

ティンドーラのカレーとナスのカレー、ミティセウと呼ばれる甘い味付けの麺(付け合せのようなもの)、それにチャパティとローティー
一人Rs.100

〔以下メモに解説を加えて〕

2013年11月22日(金)ブジ 晴

昼食はガイド氏のアレンジで、近郊のマルワーラー・ハリジャンの家で取る。

「ハリジャン」というのは「神の子」という意味で、ガンディーが身分社会最下層の人たちに冠した名前である。
ガイド氏に案内された家は小さいながらもきれいな二階建てであり、少なくともこれを見る限りではまずまずの生活をしているように見受けられた。通された二階の部屋は、小さいながらも明るい色のキルティングで飾られ、小ざっぱりとした感じのいい部屋だった。ティンドーラのカレーとナスのカレー、ミティセウと呼ばれる甘い味付けの麺(付け合せのようなもの)、それにチャパティとローティー
一人Rs.100

ティンドーラというのは瓜の仲間である。つまり瓜のカレーとナスのカレーの二種類が出されたわけであるが、正直言って両者の違いがよくわからなかった。
ミティセウは麺に甘い砂糖をまぶしたようなもので、デンブ(あの甘いやつで「おぼろ」なんて言い方もするもの)みたいな感じであった。この家の主人も一緒に食事を取り、しきりにお代わりを勧めてくれるが、最初にもらった分だけで充分であった。

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