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第34回:ポルバンダール / 漁港

         
  • 公開日:2014年3月26日
  • 最終更新日:2022年6月18日
〔当時のメモより〕
*金額に関しては当時の1ルピー(Rs.と略す)のレートを約1.7円とお考え下さい。

2013年11月16日(土) ポルバンダール 晴

漁港に行く

〔以下メモに解説を加えて〕

2013年11月16日(土) ポルバンダール 晴

漁港に行く

道端の造船所のそばで漁網の手入れをしている男がいた。
造船所があるくらいなので当然近くに港があるのだろう。はたして少し先に行った右側に漁港があった。
ここは河口付近の入り江を利用した港らしく、幅100mほどの水路の両側にずらっと漁船が並び、対岸には倉庫らしき建物も見える。すでに夕方の4時過ぎということで、ほとんどの船は仕事を終え人の気配がなかったが、時折人の乗っている船があった。
写真を撮らせてもらったが、ちょっと怖そうな感じ・・・そして犬も怖そう。
額のキズが過去の熾烈な闘いを物語っている。それにしてもものすごい数の漁船である。
ポルバンダールは人口13万ほどの地方都市だが、そのほとんどが漁業関係者なのではないかと思ってしまうほどの船が泊まっている。いったいこの船でどの辺りまで出かけ、どんな魚を獲るのか見当もつかないが、大きな氷のブロックを積み込もうとしている船があったので、結構遠くまで漁に出るのかもしれない。岸壁に引き上げられた船がある。これから修理にでもかかるのだろうか。船尾に回り込んで見ると年季の入ったスクリューを間近で見ることができた。スクリューの後ろにあるはずの舵が取り外されているので、やはり修理のための揚陸であるらしい。

船尾も先程の造船所で見たギザギザのものとは打って変わって、板の長さが揃っているのはもちろんのこと、先端がきれいに丸くなっていた。船も人も荒波にもまれて丸くなっていくのだなあ。

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