〔当時のメモより〕 *金額に関しては当時の1ルピー(Rs.と略す)のレートを約1.7円とお考え下さい。 2013年11月15日(金) ジュナーガル 晴 30℃くらい 再び歩き出し、ブッディストケイブを見る。 最期にモスクを見て見学終了 |
〔以下メモに解説を加えて〕
2013年11月15日(金) ジュナーガル 晴 30℃くらい
本当にあちこちよく見て歩き、
ウパルコート砦は実に広くかなり歩いた。
また高台にあるため眺めもよく、少し霞んではいたが、グジャラート州最高峰のギルナール山(標高1031m)を望むことができた。ちなみにギルナール山はジャイナ教とヒンドゥー教の聖地になっており、ジュナーガルはギルナール山を訪れる巡礼者の玄関口であるため、おそらくこのウパルコート砦を見学している人たちの多くは、ギルナール山巡礼が本命なのではないかと思われる。
売店で水Rs.20を買いしばらく休む。
とにかく広い砦なので、休憩所を兼ねた売店が何ヶ所かある。
私も水を買い、椅子に座って休ませてもらった。
再び歩き出し、ブッディストケイブを見る。
外国人はRs.100
ウパルコート砦自体は入場無料だが、このブッディストケイブだけは有料となっている。
100ルピーは約170円なので本来悩むほどの金額ではないはずなのだが、インドにいるとつい「高!」と反応してしまい一度は素通りしてしまおうかと思った。
しかしすぐに思い直し入場券を買うと、それを見ていた学生のグループが「一緒に行こう!」と先に立って案内をし始めた。
ブッディストケイブというのは仏教徒の造った石窟で、1500年以上前のものだとのことである。いかんせんその古さと維持保存の悪さからあちこち傷みが出ているが、そこここになかなか見事な彫刻を見ることができる。案内を買って出た学生グループだったが、インド人特有のせっかちさでどんどん先を急ぐ。
そりゃあ君たちは5ルピーで入ったからそのスピードでもいいだろうが、私は100ルピー払ったのだからもっとゆっくり見たいのだ。
しばらくは遅れて来るわれわれを振り返っては追いつくのを待っていた学生グループだったが、やがて痺れを切らしたのか姿が見えなくなった。せっかくの親切ではあったが、そこでようやく自分のペースで見学できるようになりホッとしたというのが本音であった。最期にモスクを見て見学終了
観光客の多いウパルコート砦の中でも、ひときわごった返していたのがモスクだった。
このモスクはもともと宮殿であったものを改修したということで、内部はまあまあ広いのだが、入り口や階段が狭くそこで人がつっかえてしまう。
特にホールの二階部分に上がる階段は、降りて来る人と上がろうとする人で大混雑となっており、私はついに上がることを諦めてしまった。なかなか充実した内容だった。
しかしウパルコート砦は想像したより見どころがあり、また広い砦内をたくさんのインド人観光客と移動するのもなかなか楽しく、心の底から満足したのであった。
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