2001年にインドを旅した時、現地から日本の留守宅に出していた絵手紙です。
毎日何か話題を探して書き(描き?)ました。
誤字脱字意味不明文もあるかもしれませんが、あえて直しません。
よかったら見て下さい。
と、かつては言っておりましたが、再びここに収録するにあたり、補足として誤字脱字を正し、なるべく意味不明点を排するため解説を付けさせて頂きます。
【文面デジタルリマスター版(誤字修正脱字補完あり)】
2001.7.16(月)バラナシ
二泊目は約束通り一番いい部屋に移れました。
ALKA HOTEL Room No.101 Rs.750/day
挿絵:対岸
ガンガー
水が多い
北
北に向かって流れている
バルコニーがありながめは最高!!
エアコン付だが1時間動いて止まった
一泊目の部屋には窓がなかったが、この部屋はなんと三方に窓がある。
実は屋上にある独立家屋のような部屋なのです。
でもやっぱり上掛けはない
この辺はサルが多くてバルコニーにも来るのでとても危険です。
キーッ キーッ
ガートの近くは客引きなどがたくさんいて、ゆっくり河を見ることができない。ここはバルコニーがあるので安心してながめられ、写真も撮れる。天気が良ければ朝日も見られます。
(つづく)
【解説】
ホテルアルカのガンジス河が見える部屋である。おそらくこの宿一番の部屋だろう。
お蔭で部屋代は倍以上になったが、窓の数はそれ以上の比で増えた。
さらに水冷式ではない(普通の)エアコンまで付いていたが、なぜかすぐに動かなくなってしまった。修理を頼むのも面倒なので、窓をすべて開け放つことにした。それでも昨日の部屋から比べれば天国である。
バラナシは実に猿が多い所で、密集した家の屋根を伝って移動してはあちこちで悪さを働く。
「動物は悪気があってやっているんじゃないわ」という過剰動物擁護者に、屋上に干してある洗濯物を引きずり下ろす猿の姿を見せてやりたい。あれはとても生きて行くために必要な行為とは思えない。
この部屋もそんな猿の被害に遭ったのか、2010年に隣のゲストハウスからこの部屋を眺めたら、外のベランダも金網ですっぽり覆われていた。