2001年にインドを旅した時、現地から日本の留守宅に出していた絵手紙です。
毎日何か話題を探して書き(描き?)ました。
誤字脱字意味不明文もあるかもしれませんが、あえて直しません。
よかったら見て下さい。
と、かつては言っておりましたが、再びここに収録するにあたり、補足として誤字脱字を正し、なるべく意味不明点を排するため解説を付けさせて頂きます。
【文面デジタルリマスター版(誤字修正脱字補完あり)】
2001.7.14(土)バラナシ 曇り時々晴時々雨 気温32℃
ガート(沐浴場)近くで会った少年ガイドに案内されて、ガンガー(ガンジス河)沿のホテルに泊まりました。
河の見える部屋が空いておらず、窓もない部屋になりました。
Hotel ALKA Room No.110 Rs.300/day
挿絵:本当になにもない部屋で、かけぶとんもない
窓はあるにはあるが、インド式の水クーラーでふさがれている
インド式の水クーラーは、水の気化熱を利用したものでなかなか涼しいが、少ししめっぽい
上掛けなどないので、ただ横になって寝るだけのベッド
なぜかここだけミントグリーンに塗られている(他はクリーム色)
「翌日には良い部屋に移れるから」の一言が頼りです。
(つづく)
【解説】
このホテルはガイドブックにも載っていて、私ももともと候補には入れていたのだが、どうやら同じような日本人旅行者が多いらしく、私が何も言わなくても少年たちは「アルカ?案内するよ」と勝手にどんどん路地を進んで行った。
ホテルアルカはガンジス河沿いに建っているので、どうせなら河が見える部屋に泊まりたかったが、生憎この日は埋まっており、与えられた部屋は河が見えないどころか、唯一の窓が水冷式クーラーでふさがれた暗い部屋であった。
とにかく暗い部屋なので、昼間部屋に居る時はドアを開け放ったままにしていたが、部屋の外は各国からの旅行者たち(意外にも日本人はいなかった)がくつろぐ中庭になっていてなんだか楽しかった。