〔当時のメモより〕 *金額に関しては当時1ルピーが約2円だったので、ただ単に2倍にすれば円価になります。 2010年5月21日(金) 列車→デリー 晴 街の掲示板では42℃ 自分の温度計では35℃ 6時過ぎに目が覚める。 8:03 ニューデリー駅着 メインバザールは全面改装とのことでものすごい状況。まるで爆撃を受けた後の様。 Hotelはすぐにチェックインできた。2階の西側の角。 マルホトラで久々の朝食。 パッキング屋で両替。$=Rs.46となかなか良いレートだった。 インターネット、久々につなぐ。2時間半、Rs.60 メトロRs.50チャージ コンノートへ コーラを飲んだ後サイフ屋に会う。リムカのペットボトル300mlをおごってもらう。 コンノートのインナーサークルを一周してメトロで帰還。 携帯電話Rs.500チャージ ポテトチップと水を買って部屋へ |
【以下の解説は2013年4月8日のものです】
〔以下メモに解説を加えて〕
2010年5月21日(金) 列車→デリー 晴 街の掲示板では42℃ 自分の温度計では35℃
6時過ぎに目が覚める。
昨夜はあまりよく寝られなかった。
トイレへ行き、顔を洗う。
バスと違い、列車はトイレもあれば水も使えるのでありがたい。
8:03 ニューデリー駅着
出発が遅れたので到着も遅れた。しかしその遅れはほとんど出発時の遅れと同じで、つまりこの列車は運転時間としてはほぼ定刻運転なのである。
メインバザールは全面改装とのことでものすごい状況。まるで爆撃を受けた後の様。
この年(2010年)の秋に行われるスポーツ大会開催の為、デリーは各地でクリーン作戦のようなものが強力に推進されていた。そしてこのメインバザールにもその手がついに及び、おそらく不法占拠か違法建築かだった部分が強制的に壊され、幅の広がった通りにはその残骸である煉瓦が山と積まれていた。
Hotelはすぐにチェックインできた。2階の西側の角。
事前に連絡していたこともあり、また酷暑期のため部屋が空いていたようで、すぐにチェックインさせてくれた。
マルホトラで久々の朝食。
ウェイターは顔を覚えていて、トマトスープか?と聞いて来た。
トマトスープ、チーズトマトグリルドトースト、スイートラッシー。
自分の顔を知っている人がいると、ああ、帰って来たんだなあという気分になり、なかなかいいものである。
パッキング屋で両替。$=Rs.46となかなか良いレートだった。
残りのT/C$400すべて替える。
「パッキング屋」とはメインバザールに店を構える発送屋。ここに頼めば郵便局に行かなくても小包が出せる。もちろん手間賃を取られるので割高になるが、時間を買ったと思えばいい。
そのパッキング屋の奥に両替屋があり、前にもそこで両替したので今回も利用した。
インターネット、久々につなぐ。2時間半、Rs.60
ヴァラナシではネットをまともに使えなかったので、ここで溜まった分を全部一気に処理した。
メトロRs.50チャージ
「メトロ」はデリー市内を走る電車。市の中心部は地下だが、残りはほとんど高架である。そのメトロに乗るためのプリペイドカードに50ルピー分チャージした。
コンノートへ パリカバザールを見てジャンパトへ
滞在しているホテルはメインバザールの奥の方(ニューデリー駅から見て)なので、メトロの駅は「Ramakrishna Ashram Marg」が近い。コンノートプレイスの地下にある駅「Rajiv Chowk」へは一駅。
「パリカバザール」はコンノートプレイスにある地下ショッピングセンター。一応冷房が効いていて涼しい。
「ジャンパト」はコンノートプレイスから北に延びる道。土産物屋などが並び、賑やかな通りとなっている。
コーラを飲んだ後サイフ屋に会う。リムカのペットボトル300mlをおごってもらう。
「サイフ屋」は路上で財布を売り歩いている男。ビハールからの出稼ぎで、長年兄弟で財布などを専門に売っている。もう10年来の知り合いで、撮った写真をあげたりしたことから、会うとよくジュースをおごってくれるのである。
コンノートのインナーサークルを一周してメトロで帰還。
コンノートプレイスは大きなロータリーで、三重の輪で出来ている。「インナーサークル」とはその一番内側のこと。
携帯電話Rs.500チャージ
インドの携帯電話も月契約などもあるが、旅行者なのでプリペイド式を利用している。
ポテトチップと水を買って部屋へ ビール3本追加。朝はRs.100だったがRs.90で持って来た。 チキンガーリックティッカを注文。
ビールは今朝チェックインしてすぐ3本持って来てもらい、部屋の冷蔵庫に入れておいた。しかしその3本は間もなく空になる予定なので、明日のために追加したのであった。
ちなみにこの頃のビール(キングフィッシャー・プレミアム)大瓶の市場価格は30~40ルピーほどだったと思うので、倍以上の値段で買ったことになる。なので私も酒屋を求めて、ホテル近くの裏路地をあちこち歩いてみたのだが、ついに発見できなかった。もちろん知っている酒屋も何軒かあるが、どれもホテルのすぐそばではないので、そこからわざわざ持って帰るくらいならこれくらいは払うのである。
ということで2010年3月19日のデリーから始まったこの旅の記録も、今回の2010年5月21日のデリーでもって終了となります。
「実録編」と言いながらも結局私を通してのインドですのでつい感情が入り、読んでいて違和感を持たれる箇所も多々あろうかと思いますが、値段やルート、宿泊施設などは実際のものをそのまま載せていますので、何かの参考になれば幸いです。
予想をはるかに越える長々としたものになりましたが、最後までお付き合い頂き誠にありがとうございました。