ボーイの差し出すメニューを見ましたら、覚悟はしていたもののやはり値段設定がかなり高いです。
で、ちょっと迷った末に注文したものは、マトンプラーオ160ルピー、チキンスープ120ルピー、ノンベジターリー250ルピーといったラインナップになりました。
プラーオというのはチャーハンのようなものです。この場合はマトンと一緒に炒めたご飯ということになりますが、他にもチキンプラーオやベジタブルプラーオなど、主体となる具の名前が付いたプラーオがあるわけです。こうしたご飯物はインドでもごく一般的な料理で、街の食堂などでは30~60ルピーくらいで食べられます。
ターリーというのは「大皿」という意味なのですが、その名の通り大きなお皿にいろいろな種類の料理が乗っています。このレストランでは写真のようなステンレス皿で出て来ました。内容は上段左側からチーズカレー、チキンカレー、ジャガイモカレーといったメインのおかず軍団、下段右側に生野菜、左側にヨーグルト(インドでは「ダヒ」と言います)といった箸休め的添え物、そして中央には主食のご飯と粉を捏ねて油で揚げたプーリー(丸いやつです)、やはり粉物の揚げ物で薄くてパリッとしたパッパル(折りたたんだようなやつです)が乗っています。 しかしまあ、はたしてこんなに食べられるのでしょうか。
スープは説明の必要がないようにも思えますが、あえて言うならインドでは固形物の食事と比べて値段が高めになっています。街の食堂などではスープというメニューをあまり見かけませんが、安宿の食堂などでもチキンスープなどは40ルピーくらいするかと思います。そんなわけでスープは日本の味噌汁的な身分ではなく、それ自体がひとつの立派な食事なんでしょうね。(欧米もそうなのかもしれませんが、私は行ったことがないので知りません)
ただし!
このような観光客用ドライブインのスープはちゃんと仕込みをして作られたものではなく、たいていが粉末スープ(ク○ールとかそんなやつです)を溶いたやつなのでがっかりさせられます。そしてこの値段120ルピーというのは、日本円にして350円くらいもしますので、ぼったくりもいいところです。みなさんもご注意を!(と言っておきながら、そのことを忘れてしまい毎回のように注文してしまう私なのでありますが・・・)
といった食事にミネラルウォーター30ルピーが加わり、しめて560ルピー(約1600円)のランチと相成ったのであります。
高っ!
*すべて2007年3月時点の情報です。
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