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2010年インドの旅・実録編:第83回 マハーバリプラム

         
  • 公開日:2013年1月25日
  • 最終更新日:2022年6月10日
〔当時のメモより〕
*金額に関しては当時1ルピーが約2円だったので、ただ単に2倍にすれば円価になります。

2010年4月27日(火) マハーバリプラム 晴 30℃くらい

そのまま左折してファイブ・ラタへ行く。

ここは確かに石を削って造ったというのがよくわかり、往時の苦労が偲ばれた。

昨日の両替屋の前を通るとドアが開けっ放しだった。

かなり喉がカラカラになり宿に帰ると、主人が「今からポストカードを買いに行こう」と言う。またでいいと言うと、5分だからとのことでバイクの後ろに乗って出かける。
二軒の店で「ない」と言われ、結局アルジュナの苦行前の露店で、一枚7ルピーで持って来てもらうことになった。

宿に戻りルーフトップでビールとパピヨンスペシャルスープを食す。

シャワーに入り、洗濯をする。
本を読んで昼寝。実に優雅な時を過ごす。

5時半になりルーフトップへ。
夕食もいつものビールにエビのプレート。
ゆっくり食べていたら今日は何か急いでいる様子でどんどん片付けようとする。
チェンナイの寺院に参拝に行く特別な日とのことだった。

主人と下の娘が、ビール5本と水2本を部屋に持って来てくれ、冷蔵庫に入れてくれた。冷蔵庫はちゃんと動き、冷えた。
聞けば今夜の参拝は家族全員で行くとのことで、その間この宿には誰もいなくなるとのこと。入り口は出入りできるだけの隙間を開けておくと言う。
かなり不安だったのでビール2本飲み、10時過ぎに寝た。

【以下の解説は2013年1月25日のものです】

〔以下メモに解説を加えて〕

2010年4月27日(火) マハーバリプラム 晴 30℃くらい

そのまま左折してファイブ・ラタへ行く。

「ファイブ・ラタ」とは古い石造寺院で、これも世界遺産である。入場料は海岸寺院と共通券で250ルピー。私は海岸寺院の方で払ったので、こちらではもう払わなくてもよい。ちなみに片方だけの入場券はない。
インド・マハーバリプラムのファイブ・ラタ

ここは確かに石を削って造ったというのがよくわかり、往時の苦労が偲ばれた。

天下の世界遺産も私にかかればたったの一行である。しかし実際に見た感想は「よくまあ彫ったもんだなあ」であり、「そんなすごい彫刻にみんなどんどん乗っかっちゃってるけどいいのかなあ」であった。ここに限らずインドでは世界遺産と言えども手で触れたり足を踏み入れたりできるので、嬉しいやら心配やらなのである。
インド・マハーバリプラムのファイブ・ラタ

昨日の両替屋の前を通るとドアが開けっ放しだった。

両替屋は昨日行った時にはギンギンに冷房が効いていたが、今日はドアまで開けっ放しということは、この時点でもまだ停電をしているということなのだろう。脱水機が動くのを待っていなくて本当によかった。

かなり喉がカラカラになり宿に帰ると、主人が「今からポストカードを買いに行こう」と言う。またでいいと言うと、5分だからとのことでバイクの後ろに乗って出かける。

喉が渇き早くビールを飲みたかったのに、宿の主人はこれからポストカードを買いに行こうと誘う。もっともポストカードの入手はこちらからお願いしたものである。私はバターボールの絵ハガキだけが欲しかったのだが、他の絵柄とのセット販売のものしか見当たらず、その調達を主人に相談していたのであった。
インドでバイクに乗る。

二軒の店で「ない」と言われ、結局アルジュナの苦行前の露店で、一枚7ルピーで持って来てもらうことになった。

しかし主人は事前に根回しをしていたのでもなんでもなく、バイクをゆっくり走らせながら町中できょろきょろしている。そして適当な店の前でバイクを止めると、「この店で聞いて見ろ」と私に言うのだった。こんな風に聞いて回るなら、なにもあんたに相談しなかったよ。 「アルジュナの苦行」というのは世界最大級の石のレリーフである。当然そこも観光スポットになっているので、観光客相手の土産物売りなどがたむろしており、その中の絵ハガキ売りから相場より少し高い値(と言っても通常より2ルピーほど上乗せしただけ)でセットを崩させ、バターボールの絵ハガキだけを買った。もちろん交渉はすべて自分でやった。結局主人はバイクを運転しただけなのである。

宿に戻りルーフトップでビールとパピヨンスペシャルスープを食す。

そしてようやくビールにありつけたというわけ。
インドのビール

シャワーに入り、洗濯をする。 本を読んで昼寝。実に優雅な時を過ごす。

昼間からビールを飲み、シャワーを浴びて昼寝をするなんて、日本の生活ではとても考えられないことである。

5時半になりルーフトップへ。 夕食もいつものビールにエビのプレート。 ゆっくり食べていたら今日は何か急いでいる様子でどんどん片付けようとする。 チェンナイの寺院に参拝に行く特別な日とのことだった。

主人は今夜チェンナイまで参拝に行くとのことで、かなり急かされての夕食となった。

主人と下の娘が、ビール5本と水2本を部屋に持って来てくれ、冷蔵庫に入れてくれた。冷蔵庫はちゃんと動き、冷えた。

その代り部屋にビールを持って来てくれた。と言ってももちろん有料なのだが。

聞けば今夜の参拝は家族全員で行くとのことで、その間この宿には誰もいなくなるとのこと。入り口は出入りできるだけの隙間を開けておくと言う。

今夜は家族全員で出かけてしまうとのこと。そしてこの時になってこの宿に客室は一部屋しかなく、従って他に宿泊客などいないのだということがわかった。しかも下の出入り口は開けっ放しにするとのこと。主人は「この辺りに悪い人はいないから」と言うが、ここは観光地であり得体の知れない異国人だっているであろうから、絶対に悪い人がいないとは言い切れずかなり不安である。それにこの私が実は悪者で、家を荒らされた上に火を放って逃げてしまうとは思わないのだろうか?

かなり不安だったのでビール2本飲み、10時過ぎに寝た。

そんな不安を払拭するには酔うしかないと、さらにビールを2本飲んで寝たのであった。
インド・マハーバリプラムの満月

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