〔当時のメモより〕 *金額に関しては当時1ルピーが約2円だったので、ただ単に2倍にすれば円価になります。 2010年4月16日(金) マドライ 晴 門前でコーラRs.18(350ml)を飲み、寺院の外側(北側)を回り込んで帰る。 そのまま駅方面へ歩いて行く。 中に入ると実にたくさんの体重計があった。その一つに乗り測定 Re.1 67㎏ オレンジジュースを飲む。Rs.20 輸入食材屋を発見し、カップ麺(シンガポール製、可口 コカ)Rs.50を買って帰る。 部屋の鍵が開かず、廊下で休んでいたハウスキーパーの少年が代わりにやってくれたがやはり開かない。二人目の少年もダメで三人目もダメ。四人目の少年がようやく開けた。 湯を沸かしラーメンを食べる。 6:00 ルームサービスでビール3本、フィンガーチップス2個、オニオンパコーラ、パニールヌードルを頼む。Rs.627 20時過ぎ、花火なのか時折外でパーン!という音がする。 しかし疲れたので寝る。 |
【以下の解説は2012年11月26日のものです】
〔以下メモに解説を加えて〕
2010年4月16日(金) マドライ 晴
門前でコーラRs.18(350ml)を飲み、寺院の外側(北側)を回り込んで帰る。
来た時には南側を半周して来たので、今度は北側を半周して帰るのである。 ただしどちらも高い塀が巡らされ、その中央付近に巨大なゴープラムがあるという構図なので、それほどの違いはない。強いて違いを言えば、北側から見上げて撮る神像の写真は、すべて逆光で真っ黒になってしまうということであろうか。
そのまま駅方面へ歩いて行く。 駅は意外に遠く、少し道に迷いながらようやくたどり着く。
いつもだいたいの見当で歩くので、時として遠回りや迷い道くねくねをしてしまう。まったく人生と同じなのだ。
マドライ駅はとても新しい駅舎だった。正面玄関の屋根にはゴープラムが乗っており、入り口の上には大きな電光掲示板が設置されていて、列車の発着状況を伝えていた。
さすがミナークシ寺院で持ってるマドライ(失礼)である。駅舎にもゴープラムが付いていた。でもどうせ乗せるならもっと大きなものにしてくれれば、目印になって迷わず駅に来られたのに。
中に入ると実にたくさんの体重計があった。その一つに乗り測定 Re.1 67㎏
マドライ駅は今まで私が見てきたどの駅よりも体重計がたくさんあった。
きっと前はもっと広い駅舎でそのため体重計もたくさんあったのだが、今は小さな駅舎になったにもかかわらずすべての体重計を残したため、こうしてインド有数の体重計密集地帯になったものと推察される。
オレンジジュースを飲む。Rs.20
喉が渇いただけでなく、腹が減ったこともありジュースを飲んだ。実は今朝の南インド式の朝食が口に合わなかったため、昼は食べなれたフライドライスやチョーメンを食べようと思い探し歩いたのだが、なかなかそういうものを出す店が見つからず、またやっと見つけた店でも夜しかやっていなかったりしてまだ昼食を食べていないのである。
輸入食材屋を発見し、カップ麺(シンガポール製、可口 コカ)Rs.50を買って帰る。
カップ麺に50ルピーは高いなあ、と思いながらもつい買ってしまった。しかも賞味期限が過ぎていた。
部屋の鍵が開かず、廊下で休んでいたハウスキーパーの少年が代わりにやってくれたがやはり開かない。二人目の少年もダメで三人目もダメ。四人目の少年がようやく開けた。
四人目の少年はヒーローになった。
湯を沸かしラーメンを食べる。 たいした味ではないが、ありがたく頂く。
今までお茶を飲む時にしか出番がなかったコイルヒーターが、ついに活躍する時が来た。と言っても結局お湯を沸かすだけなので、いつもと同じ仕事内容なのである。
6:00 ルームサービスでビール3本、フィンガーチップス2個、オニオンパコーラ、パニールヌードルを頼む。Rs.627 パニールをホウレン草(パーラク)と勘違いして注文したが、結果的にこれが実にうまかった。
「パニール」とはインド版カッテージチーズのこと。本当はホウレン草入りのチョーメンが食べたかったのだが、怪我の功名であった。
20時過ぎ、花火なのか時折外でパーン!という音がする。 今日寺院を見に行く時に近づいて来た男が、「今日はガネーシャの祭りだ」と言っていたが、それだろうか。
ミナークシ寺院にこの時期の祭礼日を記した大看板があったのを思い出し、翌日確認したら確かに「16.4.2010」という日付のものがあった。ただし数字以外はすべてタミル文字での表記であったため、なんの祭りなのかがわからなかった。でもきっと勧誘の男が言っていた通り、ガネーシャに関するお祭りだったのだろう。
しかし疲れたので寝る。
ということで、この時はお祭りなのかどうかもよくわからないし、歩き疲れたのとビールで酔ったのとで、外に確認しにいくこともなく眠りに着いたのであった。