ジャイサルメールの街では至る所で神様のペイントや祠を目にするが、この祠に祀られているものはどうにも神様の形には見えなかった。祠の上に掲げられたプレートにはガネーシャが描かれているので、これも元々ガネーシャの形をしていたものが、熱心な信者たちの度重なるなでなでによって摩耗してしまったのかもしれない。
とにかく私にはこれのどこがどう神様なのかがわからなかった。
それどころかこれは神像なんかではなく、壁から突き出た排水管の湾曲部分なんじゃないかとすら思ったのである。
まあこれがなんであれ、信心があればどこにでも神様はおられるということで、異教徒である私がとやかく言うことではないのである。
もうとやかく言っちゃったけどね・・・
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