3月に入ると日本でも「あ~、もう春だなあ~」と実感したりするが、インドでも3月にはホーリーという春を呼ぶお祭りが行われる。
ホーリーはもちろん宗教的に意味のあるお祭りなのだが、それより色水を掛け合うことでよく知られていて、インド人もその無礼講に夢中になりはしゃぎまわるので、この際本来の意味などどうでもいいのである。(まあ知ってた方がいいのだが)
ホーリーの日程は月の運行で決まり、毎年かなり大きく日が動いたりするのだが、今年(2012年)は3月8日である。
で、ホーリーの日が近づくと、お店ではけばけばしいばかりの色をした粉が売られ、ついでにその粉で作った色水を飛ばすための水鉄砲や水風船が売られ始める。
ほら、このお店(本業はスパイス屋)のショウウインドウにも、ビニールパックされた色粉や各種詰め合わせセット、そして大きなタンク付水鉄砲などが飾られ、「♪ 客~よ来い!買~いに来い!」と急き立てているのである。そんな浮き立つようなお祭り気分と商店のたくましい商魂に煽り立てられたインドのクソガキ、いえ、おぼっちゃまたちは、祭り当日を待ちきれずフライング気味に水風船を投げて来たりするので、この時期のインドは実に危険極まりないのである。
くれぐれもご注意を。
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