トリチー(ティルチラパッリ)は有名な観光地でもなく、また外国人旅行者などもほとんど来ないようなところなので、ポストカードがどこにも売っていなかった。まあそれはトリチーよりはるかに有名な聖地ラーメシュワラムでもそうだったので、予想はしていたので自分で絵を描いたのであった。
自作の絵ハガキはトリチーのバスターミナル近くの自立式ポストへ投函した。ただし上の写真の「ポストらしきもの」ではない。これは郵便ポストを探してバスターミナル内をあちこち探して見つけたものなのだが、どうみても怪しいではないか。下の赤い箱などチラシみたいな紙がたくさん詰まっている。
残念ながらこの地では文盲の私なので、正確なところはわからないのだが、もしかしたらバスターミナル内各部署宛郵便物の集合ポストなのかもしれない。
ということで、結局バスターミナルを出たところで見つけたポストに投函したのであるが、お陰でうっかりポストの写真を撮るのを忘れてしまった。(まあ今回だけではないけど)
でもポストの足の部分の金属が今にも朽ち果てそうだったことをなぜか覚えている。
でまた今回は消印がほとんど読み取れないのである。
ちなみに左側にちょこっと見えている文面も、私が独自に工夫した文字で書かれているので、これまたちょっとやそっとじゃ読み取れないのである。そんな解読不能に近い文字であるにもかかわらず、2010年4月23日にトリチーで投函されたハガキは、4月30日に日本のわが家に配達されたのであった。
ありがとう、トリチーの朽ちかけたポスト!
そしてなんのトリ違いがあったか知れないが、早く配達して来い、ウダイプールの郵便屋!
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