今回はグジャラート州の大都市アーマダバードからの投函です。
投函ポストはこれ、バイクに挟まれるようにして立っている円筒型のポストである。サーバルマティー・アシュラム前に設置されている。サーバルマティー・アシュラムというのは、かのガンディーがインドでの一連の活動を始めた(初代のアシュラムはここから少し離れた場所ですが)記念すべき地であり、通称ガンディー・アシュラムとも呼ばれている。
そもそも観光客の少ないアーマダバードではあるのだが、さすがにこのアシュラムにはインド各地からの観光客が訪れるため、敷地内の売店には絵ハガキも売られているのである。ちなみに入館料などはかからないので、誰でも売店を利用できるのがありがたい。
私も売店でガンディーの絵ばかりで構成された絵ハガキセットを買い、アシュラム内の資料閲覧用の机でせっせとハガキを書いたのである。
とにかくハガキを投函したのが、あのガンディー創設のアシュラム前のポストなので、よもやハガキが紛失するなんて事はなかろうと信じてはいたのだが、果たしてハガキは3月26日の投函からちょうど一週間後の4月2日に自宅に届けられたのであった。そしてぜひ見ていただきたいのが、丸い消印の中の「ASHRAM」の文字と、その横のチャルカ(糸車)のスタンプなのである。チャルカはガンディーが推進した独立運動の旗印となっていたものなので、ご存じの方も多いであろう。
とにかくこれはガンディー好きにはたまらないコレクションである。なんだかガンディーからハガキをもらったような気分になるのである。
ありがとう、ガンディー!
ありがとう、郵便屋さん!
そして見習えよ!ウダイプール!
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