今では日本にも南国の珍しい果物がいろいろ入って来ておりますが、私にとってトロピカルフルーツといったら、なんと言ってもパイナップルなのです。
バナナもよく「昔は高くてめったに食べられなかった」なんて言われますが(私もよくそう言ってますが)、パイナップルはもうひとつランクが上だったように思います。
なにしろ私は長いことパイナップルはドーナツみたいな形をした食べ物だと思っておりました。つまりは缶詰のものしか食べたことがなく、また八百屋の店先で本物を見ることすらなかったのです。でもそれはその頃の日本人みんなに言えることで、それが証拠にその昔「パイナップルアイス」という名前のアイスが売られていたのですが、その形もやっぱりドーナツ型だったのであります。ねっ、みーんなパイナップル=ドーナツと思っていたのですよ。
で、この写真はインドのパイナップル売りです。パイナップル売りはこうしてパイナップルの頭とお尻を落とし、周りの鎧のような皮をざくざくと切り落として円筒形にし、そしてそいつをタテに何等分かにして売るのであります。決してドーナツ状にはしないのです。
とまあ、パイナップルなんざあ今では日本でも普通に売っているわけで、今さらその食べ方なんか説明するまでもないわけなのですが、それじゃあ今日の話題がないのでわざわざ書いちゃいました。
えっ? お前のブログはパイナップルの中心みたいだ?
あー、缶詰のパイナップルの方ね・・・
[dfads params=’groups=39&limit=1′]