前回は犬の話題を取り上げましたので今回は猫です。
インドでは犬に比べて猫を見かけることが非常に少ないように感じます。
これは実際の生息数(でいいのかな?野生動物じゃないけど野良もいるから「飼育数」もちょっと変だしなあ・・・)が少ないのか、それともその行動形態が三次元的(高い所にもどんどん上ってしまうという意味)で、犬や人の二次元的行動(つまりまあ地面を前後左右にのみ移動するってことですが)と違うため、ただ単に遭遇率が低いだけなのかはわかりませんが、とにかくあまり見かけないのです。
で、この写真はオールドデリーにあるイスラム教の礼拝所ジャマー・マスジッドの中で写したものなのですが、猫が日陰で実に気持ち良さそうに昼寝をしているところなのであります。一説によりますとイスラム教の開祖ムハンマドは無類の猫好きだったということですので、当然イスラム教徒の人たちも猫を大切にするはずであり、でもって猫のほうもそこのところをよぉーく知っていてここに入って来ているのかもしれません。
あっ、そうするともしかして・・・インドの街中であまり猫を見かけないのは、こうしたイスラム教関連の施設に猫が大集合しているからという可能性もありますねえ・・・つまりまあネコの駆け込み寺ですね。
で、これが間違ってヤマ寺なんかに駆け込んでしまいますと、いきなりカン袋に放り込まれてポンと蹴られてニャンと鳴いてしまったりなんかしますので、この猫はインドに生まれこうして神のご加護の下で安眠でき、なにはともあれよかったよかったなのであります。
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