「ファイナル・アンサー!」
日本でもこの言葉を聞けば、「あー、クイズ$ミリオネアね」とすぐにアンサーする人も多いかと思いますが、この番組はもともと「Who Wants to Be a Millionaire?」という題名のイギリスのテレビ番組でありまして、インドでも2000年頃から「Kaun Banega Crorepati」と題するインド版を放送しております。
番組の内容はほとんど「クイズ$ミリオネア」と同じなのですが、日本版との大きな違いはなんといっても司会者です。なにしろ初代司会者はインド映画界の重鎮「Big-B」ことアミターブ・バッチャン、そして二代目司会者は「キング・オブ・ボリウッド」として君臨する大スター、シャールク・カーンが起用されるという実に豪華なクイズ番組なのであります。
そりゃあみのさんもすごい人かもしれませんが、言ってみりゃ司会の専門家であります。それに対してインド版の司会者は、本業は映画俳優(しかも大スター)でありながらユーモアを交えながら機転を利かして番組を進行させて行くという、もひとつすごい人たちなのであります。
で、今回の第81回アカデミー賞で、作品賞を始めとする8部門を受賞した「スラムドッグ$ミリオネア」は、そんなクイズ番組でみごと賞金を獲得したインド人少年のお話なのであります。
まあ私はまだその映画を見ておりませんので、どんな作品に仕上がっているのか知らないのですが、原作の方はすでに読んで(もちろん日本語翻訳版です)こちらでご紹介しておりますので、もし映画の封切り(4月からだそうですが)まで待てないという方は原作を先に読まれるのも良いかと思います。
なにはともあれ、
アカデミー賞受賞おめでとうございます!
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