インドの街でよく見かけるお店のひとつに「かばん屋」があります。
ショーウインドウもあるちゃんとしたお店から、この写真のような簡易天蓋のお店、ただ道端にかばんを積み上げているだけの露店、そして自分の首や肩にたくさんのスポーツバッグを掛けて売り歩くあんちゃんまで、それはもうかばんが欲しい人にはたまらないかばん天国なのであります。それだけかばん屋が多いということは、かばんを買う人も多いということになるのでしょうが、まあ確かに列車やバスで旅行するインド人などを見ると、なんでこんなに多いのさ?と不思議に思うほどの荷物を携えているのでございます。一人で三つくらいは普通に持っていたりします。
しかしホント、あれだけの荷物の中身っていったい何なのでしょうか?
故郷へのお土産でしょうか?
そうだとしたら、故郷へのお土産自体がかばんだったりしてね。インド人みんなかばん好きだから、かばんの中にお土産のかばんがたくさん入ってるの。
で、かばんからかばんを出しちゃうとね、もうどのかばんにも入れるものなんかなんにもないのね。ただそこにはぱかぁ~って口を開けたかばんが残るだけなのね。
あー、なんだかメルヘンだなあ~
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