これはインドのガソリンスタンドで見かけたタンクローリーです。インドの大型トラックというのはこのTATA社製のものが多く、積荷(荷台の仕様)は違ってもだいたいこんな雰囲気です。
フロントガラスは二つに分かれていて、いかにも「窓」といった感じで、キャビン全体が手作りっぽく、ドアなんか「扉」と言った方がしっくりくるという代物で、全体的に「狭いながらも楽しい我が家」みたいなのです。
この写真のトラックは運転席側(日本と同じ右ハンドルです)のドアを開けたままにしている状態なのですが、ご覧のように窓ガラスどころか窓枠もないとても低いドアで、走行中にこんなドアから身を乗り出したら、ごろごろと外に転げ落ちてしまう可能性大で実に恐ろしいのです。
さすがのインドでもこのような少年はトラックを運転しません。(たぶん)
この少年はお父さんの運転するこのタンクローリーの助手席に乗って来たのです。
きっとこの少年にとって、こんな大きな車を運転するお父さんは尊敬すべき対象で、スーパーヒーローなのでしょうね。
お父さん、走行中はお子様をきちんとチャイルドシートに座らせ、ご自身もシートベルトをしっかりと締め、安全運転に努めて下さい。
それから、できれば助手席側だけでも窓のあるドアを付けてあげて下さい。
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