2008年ゴールデントライアングルの旅・目次
- 公開日:2008年11月25日
- 最終更新日:2022年12月8日
インドの人気観光コース「ゴールデントライアングル」の案内です。
おおよそ2008年頃の情報に基づきますが、一部古いものも混ざっています。
デリー、アグラ、ジャイプールという都市は、ほぼ等距離に位置しています。
デリーからアグラに向かう道は片側2車線の整備された道となっております。
タージマハルはこんな国道沿いにあったのか。 それにしてもやけに早く到着したもんだなあ。
アグラへ急ぐ観光客がつい素通りしてしまうポイント、ムガル帝国第3代皇帝アクバルの墓所です。
大気汚染からタージマハルを守るため、排気ガスを出さない方法で行くしかないのであります。
タージマハルには、食べ物、飲み物、タバコにマッチ、それから携帯電話なども持ち込んではいけないのです。
みんなこの門のアーチを額縁に見立てたタージマハルの写真を撮ろうとしているのです。
これが誰しもが撮りたいと思う「アーチ型の額縁入りタージマハル」です。
基本中の基本ですが、これはお墓です。決して宮殿などではありません。
ここまで近寄るとタージマハルのその大きさがよくわかります。圧迫感さえ感じます。
上に行くほど大きな文字で書かれているため同じ大きさに見えるとのことなのです。
色石を使った象嵌(ぞうがん)細工などが至る所に施されているのがわかるのであります。
タージマハルの四隅には、それぞれ1本ずつミナレット(尖塔)が建っています。
こちらはモスクではなく「迎賓館」と呼ばれる建物なのです。
遠く離れた対岸に眠るより、愛するムムターズのすぐ傍で眠る方が幸せなのではないでしょうか。
もう一度振り返って、その雄姿を瞼に焼き付けておこう。
息子に捕えられたシャー・ジャハンが幽閉されたのがこの城なのです。
この二本の塔の壮麗さは少々異様と思えるほどのインパクトがあります。
囚われの身として過ごしたシャー・ジャハンと同じ目線でタージマハルを眺めてみましょう。
ホントにこんな道の先に世界遺産があるのかいな?と不安になります。
やはり皇帝の住む都、それはもう贅の限りを尽くして造られております。
回廊などにも石造りでありながら木造の柱や梁を思わせるデザインも施されています。
対向車が来る直前で本線に戻るというひやひや走行がまかり通っているのであります。
さすがゴールデントライアングルの一辺を成す幹線ですね、ありましたね、ドライブイン。
ジャイプールは街全体をピンク色に染め上げ、多くの観光客を歓迎しているのであります。
ここはジャイプール旧市街のランドマーク的建造物「風の宮殿」です。
こうして間近で見ると、その薄い構造がよくわかりますねえ。
正面にはヒンドゥー寺院が建ち、その両側には商店が連なっています。
ここはサワーイー・ジャイ・シン2世によって1726年に造られたものです。
この階段みたいなオブジェは、巨大な日時計であります。
山の頂になにやら城壁のようなものが見えて来たではありませんか。
天井にガネーシャが描かれていることから「ガネーシャ門」と呼ばれています。
ここは壁一面に鏡がはめ込まれておりまして、そりゃあもうキラキラときれいなのですよ。
埋め込まれている鏡が平面鏡ではなく凸面鏡であるということに気付きました。
がらーんとした小部屋にも壁画があり、そいつもやはりパステル調なのです。
基本的に星形と六角形を組み合わせただけのものでありまして、実に単純なのであります。
案内されたのがこの場所です。ありがとう、じいさん! あんたは名ガイドだよ。
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